熱々で脂したたる「ブリのカマ焼き」…そして切り身を昆布だしにさっとくぐらせて楽しむ「ブリしゃぶ」。そんな冬最高の味覚「寒ブリ」が異例の大漁とニュースになっています。そして例年の半分程度の値段とも!

日本海の荒波にもまれた最高級の寒ブリが1978年以降最多となる5万本が水揚げされ昨シーズンに比べ7倍以上にも上るとか!量だけでなく質も地元の料理長も太鼓判を押す「脂のり」とのこと。

たくさん食べて被災地支援にも


氷見魚市場(富山県)のブランド魚「ひみ寒ぶり」もやはり異例の大漁とのことですが能登半島地震で地元の飲食店が休業を余儀なくされている最中で被災地支援にもなるので旬の味を楽しんでほしいという声もあがっているそうです。

そこで今回は旬のブリを、生でたっぷり楽しむ「ぶりしゃぶ」他オススメのレシピをご紹介します!

■野菜たっぷり!さっぱりブリしゃぶ鍋
たくさんの野菜とブリをしゃぶしゃぶにしていただくあっさりとした鍋です。脂の乗ったブリにポン酢が最高!

野菜たっぷり!さっぱりブリしゃぶ鍋


【材料】(4人分)

ブリ(薄作り) 8~10切れ分
お餅(シャブシャブ用) 5~10枚
青菜 1束分 または 水菜
白菜 1/4株
大根 1/4本
ニンジン 1/2~1本
シイタケ 4枚
エノキ 1~1.5袋
刻みネギ 適量
七味唐辛子 適量
<だし汁>
  昆布(10cm角) 2枚
  水 1200~1500ml
  酒 150ml
  みりん 大さじ 1
  塩 小さじ 1
<ポン酢タレ>
  濃口しょうゆ 100ml
  柑橘汁 60ml

【下準備】

1、鍋に水と昆布を入れて30分以上置き、昆布だしを作る。そのまま火にかけ、煮立てば昆布を取り出し、酒、みりん、塩を加える。(鍋の大きさによって、水の量を加減して下さい)



2、青菜は根元を落とし、5cmの長さに切る。幅のあるものは縦に2〜3つに切る。(ここでは壬生菜を使っています)



3、大根、ニンジンは皮をむき、ピーラーやスライサーで縦に薄く削いでおく。

4、生シイタケは石づきを落とし、固く絞ったキッチンペーパー等で汚れを拭き取り、笠に飾り切りをする。

5、エノキは根元を落とし、食べやすい束に裂く。

6、<ポン酢ダレ>を混ぜ合わせる。

【作り方】

1、 鍋に<だし汁>を煮立て、具を入れ、サッと火を通し、薬味を入れた<ポン酢ダレ>につけながらいただく。



2、ブリの薄造りはお箸ではさんで、泳がす程度で、引き上げる。軽く火を通す程度が美味しいです。



【このレシピのポイント・コツ】

お鍋の後は美味しいスープができていますので、塩、しょうゆで味を調えて、卵とじ雑炊をつくるととても美味しいですね。うどん玉を入れても美味しいですよ!

■たっぷり楽しむ!ブリの刺し身で簡単レシピ5選

・「ブリの和風カルパッチョ」


刺身用のブリを冷やしたお皿に並べて、マヨネーズ入りのカルパッチョソースをかければ和洋折衷なカルパッチョが完成します。お好みで粉チーズをかけると味に奥行きが出ます。

・「ブリの中華あんかけ」


下味をつけてしっかり揚げた肉厚のブリに、白ネギたっぷりの中華あんをかけました。食べ応えのあるおかずで飽きずに食べられます。

・「ぶり漬け丼 大根おろしをたっぷり添えて」


大根おろしをたっぷり使った、ぶりの漬け丼。5分で作れる簡単レシピを紹介します。脂がのったぶりを漬けダレに漬け、大根おろしでさっぱりといただく丼です。

・「ブリのみそ漬け丼」


ブリの刺身をみそタレに漬けて30分。漬け込むだけでご飯が進むごちそうの完成!

・シメは蕎麦がオススメ!「ブリしゃぶ」


ブリしゃぶのシメのオススメは蕎麦。最後にそばを入れてゆでて食べると絶品です。

脂のたっぷりのった旬のブリ、たっぷりと楽しみましょう!

(E・レシピ編集部)