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 2019年冬にバイエルン・ミュンヘンは、当時まだ18歳だったアルフォンソ・デイヴィースをMLSのクラブ、バンクーバー・ホワイトキャップスから獲得。その年の秋にはトップチームでのチャンスが与えられ、それ以前に左サイドバックとしてプレーし当時はバイエルンの左側のCBを担っていたダヴィド・アラバのサポートの下、カナダが誇るスピードスターは一躍スターダムをかけ上げるかのうような活躍を披露した。

 だがそのアラバのレアル・マドリード移籍が、デイヴィースの停滞を招くこととなる。プレーに少し迷いが見受けられ調子が上がらない同選手は、プレー内容ではなくスピードばかりが話題となっており、そのことを以前から気にかけていたバイエルン首脳陣はキッカーが得た情報によると、クリスマス前に当時レアル・マドリードとの繋がりが指摘されていたデイヴィースに、直接プレーに満足していないことを明確に伝えていたようだ。

 それでも後半戦初戦となったヴェルダー・ブレーメン戦でみせたパフォーマンスでも、特に失点の場面におけるプレーのまずさなど精細を欠き、ついに今回のウニオン・ベルリン戦では先発メンバーから外される結果に。つまりはレアル・マドリード移籍の可能性が取り沙汰された快速サイドバックについて、2025年まで契約を残すバイエルンとしてはそこで、引き留めに入るべきか否かの決断を意味する。仮に延長で合意となれば、デイヴィースの年俸はおそらく成果に応じたボーナスをつけた、基本給1300万ユーロほどがみこまれるためだ。

右サイドバックではムキエレ獲得に期待

 ちなみにバイエルンではその逆サイドにあたる、右サイドバックにおいても今冬に補強を目指しており、昨夏に加入したケイン、そして今冬に加入したダイアーとともに、かつてスパーズでプレーしたキーラン・トリッピアーがその候補の1人となったものの、およそ1500万ユーロと言われるオファーに所属元であるニューカッスルが断りを入れたようだ。フロイントSDはスカイとのインタビューで「もう終わったこと。我々が行動にでるには100%の確信がなくてはならない」と手短に説明。一方でもう1人の候補であるのルディ・ムキエレへの期待感はまだ「もっている」ことも同時に明かしている。