おでん!?と見紛うレベルのゴロゴロ具材♪「綾川しっぽく蕎麦」作ってみた!出汁がジュワワワ~ン【農家直伝】

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ついに寒~い冬がやってきました。おでんや豚汁などアツアツの汁物が恋しいですね。そんなとき、香川県の農家から「綾川しっぽく蕎麦」を教わりました。香川といえばうどんですが、綾川町では蕎麦の栽培が進んでいて、そこから生まれたレシピだとか。おでん並みに具材がゴロッゴロで、鶏肉まで入ってる~。これは超あったまりそう♪さっそく作っていきますよ~。

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「綾川しっぽく蕎麦」とは、香川県綾川町で収穫された大根や里芋などの具材がたっぷり入った「しっぽくうどん」のお蕎麦バージョンです。綾川町で使用されていない農地を活かすべく、2008年から蕎麦の栽培を始めたのをきっかけとして、「綾川しっぽく蕎麦」が生まれたのだそうです。

そもそも、しっぽくうどんとは…秋から冬にかけて採れる数種類の野菜と油揚げを、煮干しのだしで一度に煮込み、茹でたうどんの上から具材とともにかけて作る料理です。地元で採れる季節の野菜を使った香川県の代表的な冬の郷土料理と言われています。

しっぽくうどんは聞いた事あるけれど「しっぽく蕎麦」は初耳ですね。どんな味わいか気になります!

具が大きい!「綾川しっぽく蕎麦」



材料(4人分)
[具材]
大根…500g
にんじん…100g
里芋…300g
油揚げ…1/2枚
鶏もも肉…120g
豆腐…1/2丁

[A]
だし汁(※)…1000ml
しょうゆ…80ml
みりん・酒…各40ml

蕎麦(今回は乾麺を使用)…4束(400g)
青細ねぎ(小口切り)…50g

※和風だしの素(顆粒)を適量お湯に溶かしたものでもOK。もちろんかつお節や昆布などを煮出したものでも。

作り方
1.大根とにんじんは皮を剥き、大根は3cmの半月切り、にんじんはひと口大の乱切りにする。油揚げは太目の短冊切り、里芋は皮を剥いて半分に切り、豆腐は手で大きめにちぎる。鶏肉は3cmほどのぶつ切りにする。



基本、具材は大き目であればお好みの形でOK。

2.鍋にだし汁を入れ沸かす。鶏肉を入れ、アクを取る。





3.2の鍋に1の大根、にんじん、油揚げと[A]のしょうゆとみりんを入れ、野菜に味が染みるまで煮る。



大根に火が通り、だしが染みるまで煮ましょう。

4.時間を置いて豆腐と里芋を入れる。



5.別の鍋で蕎麦を袋の表示通りに茹で、ザルに上げる。





6.茹で上がった蕎麦をどんぶりに移し、その上に4をかけ、好みで青細ねぎを散らしたら完成。





出来ました~。



どうですか、この野菜たちの存在感!
かけ蕎麦にこれだけ大きい具を入れたのは初めてかも。
お蕎麦より具の方が目立ってますね。まるでおでんのようにも見えます(笑)。



だしの香りもたまらない~。
さっそく、いただきます!



だしが染みたゴロゴロ野菜を頬張るだけで、満腹になりそうな勢いですが(笑)。大き目に切った大根にもしっかりとだしがしみていて、口福です♡

お蕎麦も負けていませんよ!
鶏肉の旨味を吸った蕎麦がつるっと喉越しよくスルスルお腹に入ります。その他に、ねっとりとした里芋、だしを含んでジュワワ~ンな油揚げなどなど…すっごく満足&満腹でっす。

大きな野菜がゴーロゴロ♪とっても食べ応えのある一品「綾川しっぽく蕎麦」をみなさんもぜひ、作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JA香川県女性部「伝えよう 繋げよう かあちゃんの味」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.kw-ja.or.jp/wp-content/themes/
main/images/recipe/woman/kachannoaji-min.pdf