収納やインテリアにおいて、暮らしがより楽しく、ラクになる工夫を重ねている人を表彰する「ESSE収納グランプリ」。その受賞者の皆さんのおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、準グランプリを受賞したHatsuさんの「時短をかなえる収納ワザ」をご紹介します。

時短をかなえる“収納ワザ”を駆使してストレスなし

自分も家族も使いやすく、日々の家事や片づけが早くなる収納ワザがあちこちに。「“面倒くさい”を最小限にすれば、使いやすく片づいた状態をキープできます」

【写真】学校のお便りはレターケースに入れる習慣に

●<ナンバリング>ラベルを読む手間も省く!指示がラクなナンバリング

キッチンの棚や引き出しは、見やすいステッカーで数字をペタリ。

「子どもたちや友人が家に来たとき、“何番にあるよ”とスムーズに指示できるから、自分で動かなくてよくて効率的」

●<セット化>キッチングッズは1カテゴリーごとに1カゴでセット

シンク上のつり戸棚には、よく使うキッチングッズやおやつなどをカゴに分けて収納。「中身がよく見えるカゴを使い、用途別に分けて収納すれば、出すときも戻すときも迷いません」

定位置化すれば、ごちゃつきや確認し忘れを防げる

ごちゃつきがちな充電コードや学校からのお便り。どんな工夫をしているのでしょうか?

●<定位置化>充電ステーションをつくって「充電器どこ?」を解消

リビングのカウンターの一角を、充電ステーションに。「タブレットやスマホを立てかけられるラックつき充電器を設置。充電器を探したり、配線がごちゃついたりすることもありません」

●<定位置化>学校のお便りはレターケースに入れてもらう習慣に

キッチンのカウンターに、レターケースを。「帰宅したらすぐ、学校からのお便りをここに入れる決まりにすれば忘れることがなく、夕食の支度をしながらさっとチェックできます」

専用化すれば、収納に迷わず洗い物もラクに

家族のものは出しっぱなしになりがちですが、少しの工夫で片づけや洗い物がラクになるんです。

●<専用化>自分専用キャビネットでしまう場所も迷わない

リビングには、家族それぞれの専用キャビネットを置き、散らかりを防止。「出しっぱなしにせず、ここにしまえばOK。中は整理されていなくても、干渉しないことにしています」

●マグカップも専用化すれば大量のコップ洗いから解放される

マグカップはひとり1つ、専用カラーを決めて。「マイカップでお茶を飲むようにすれば、1日の終わりに1回洗えばすみます」