12月11日の「おはよう寺ちゃん」（文化放送）では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、大谷選手の移籍契約金について意見を交わした。

時給に換算すると115万7534円です

アメリカ大リーグでエンゼルスからフリーエージェントになっていた大谷翔平選手が日本時間の昨日、自身のインスタグラムでドジャースに移籍することを発表した。代理人事務所によると、契約は10年で総額7億ドル。およそ1015億円。メジャーリーグ公式サイトはスポーツ史上最大の契約と伝えた。これまでのプロスポーツ界の最高契約とされたのは、サッカー界のスター、メッシがバルセロナ時代の2017年から21年に結んだ6億7400万ドル。およそ977億3000万円。

寺島「10年で1014億とも1015億とも言われてますが、ちょっと見当つかない金額ですね。」

上念「野村総研の有名な富裕層統計によると、金融資産5億円以上で超富裕層なんですよ。金融資産ですから土地とかじゃダメで、貯金と株と投資信託と、あと生命保険ぐらいかな。合わせて5億円以上持ってると日本では超富裕層。1014億というと、まあシビアに計算して税金で55%取られるとしても450億でしょ。500億で100倍ですから、もうこれだけで日本だと超富裕層100人分ですね。」

寺島「この1014億、15億を時給に換算すると115万7534円になります。」

上念「時給で115万ってことは1分間で2万円出せば大谷超えられるってことですよ。寺島さんに俺が1秒1000円ぐらい払えば大谷を一瞬だけ超えられます。」

寺島「そんなこといったら子供なんて、「はいお年玉」なんて秒速でもらったら、みんな大谷超えじゃないですか。お正月はみんな大谷だらけですよ。」