ブラジル戦勝利後、アルゼンチンのスカローニ監督が退任を示唆

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一見するとアルゼンチン代表にとっては、ひとまず安堵をつける状況であるはずだ。ウルグアイ代表戦での敗戦から、ブラジル代表戦での勝利で再び息を吹き返し、特に開始前は大きな暴動が起こる騒ぎもあっただけに、それを払拭できた安堵感は決して少なくないだろう。だがそんな試合後にリオネル・スカローニ監督から、驚くべき言葉が飛び出したのだ。
「選手たちは我々に多くのものを与えてくれた。これから自分の身の振り方を考えていかなくてはならない」と語った45歳の指揮官は、1年前にはワールドカップ優勝を果たし「期待値は非常に高く、ただ勝ち続けていくというものは複雑なものだ」とコメント。「会長にも、そして選手たちにも伝えるつもりだ。なぜならこのチームには全ての力を注ぎこめるような、うまく対応できる監督が必要とされるのだから」
とはいえ競技面での成績をみると、ここまで南米ワールドカップ予選では6試合で5勝をあげており、失点はわずか2で首位に立っているところ。2026年に控えるワールドカップへの出場はほぼ疑問の余地など残していない、順調な戦いぶりをみせているところであり、むしろスカローニ監督には精神的な問題の方があるようだ。ただいずれにしてもコパ・アメリカ2021でも優勝に導いた同監督の退任となれば、アルゼンチン代表にとって大きな痛手となることは間違いない。
