マジで泣いていい…？

JR東の駅のハンバーガー店「ベッカーズ」さよなら

　JR東日本クロスステーション フーズカンパニーは2023年11月7日、駅のハンバーガー店「ベッカーズ」について、11月22日（水）の「ベッカーズ柏店」の閉店をもって、ブランドを閉めると発表しました。


池袋駅東口の「R・ベッカーズ」。すでに閉店している（画像：写真AC）。

　ベッカーズは1986年に創業し、JR東日本の駅を中心に展開していたハンバーガー店。別ブランドの「R・ベッカーズ」を含め、山手線はじめ関東近郊で最大約40店舗を営業していましたが、近年相次ぎ閉店していました。

　最後まで残った柏駅の柏店では、ブランド名を冠した最後のハンバーガー「ラスト・ベッカーズバーガー」を11月9日から販売。1990年代に販売していたベッカーズバーガーを、今の食材で可能な限り再現したものだといいます。注文した人にはクリアファイルもプレゼントするそうです。

　SNSでは、完全閉店を知った人から驚きの声が多く上がっています。

「ベッカーズかなり好きだったんだけどな。ハンバーガーは粗挽きで質が良かったし、時々鹿肉とか面白いメニューやってた」「世界一美味しいのに」といった味を忘れられない人のほか、「柏が最後だったのか！」「武蔵小杉のお店が閉店した時はショックでした」「……泣いていい?」など、馴染みの駅のベッカーズを思い出す人も多く見られます。