米アマゾンのアパレル実店舗「アマゾン・スタイル」が全店閉店
アマゾンは、2022年5月に同業態初となる店舗をカリフォルニア州グレンデールにオープン。同年10月には、2号店をオハイオ州コロンバス北東部にあるモール「イーストン・タウンセンター（Easton Town Center）」内に出店していた。店舗では、アマゾンのショッピングアプリでQRコードを読み込むことで、サイズや色などのアイテム情報を確認できるほか、アプリ上でリクエストした商品を試着室に用意するといったサービスなどを展開。商品はメンズおよびウィメンズのアパレルやシューズ、アクセサリーをラインナップし、アマゾンのオンラインストアと同一価格で販売している。
海外メディアの報道によると、同社は11月2日に、従業員に対して2店舗の閉店を発表。今回の閉店によって影響を受ける従業員に対しては、社内異動や退職金の支給などの対応を行うという。
米アマゾンは、書店やバラエティストアの「Amazon 4-Star」など、昨年から自社ブランドの実店舗の閉店や事業の縮小を進めており、今後実店舗部門は、食料品店事業に注力していくと見られている。
