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 ドイツサッカー連盟は金曜日、これまで独占してきた代表チームのファンクラブ組織以外にも、今後はファンクラブを連盟に登録可能とすることを発表した。「独立したファンクラブを開設することにより、我々はより活発に真のファンカルチャーを促進していけるよう取り組みます」と、コミュニケーション、サステナビリティ、ファン担当ディレクターのステフェン・サイモン氏はコメント。

 これはファン代表からのフィードバックも得ての決断であることも明かしている。「来年の自国開催のユーロを、代表とファンワークにおける再調整の機会とし、全ての人たちにオープンとしていきたい。過去の成功もW杯やユーロでの勝利、とりわけドイツ大会での雰囲気は、忘れられない素晴らしいものでした。そのようにファンとチームが1つとなり、目標に向かって情熱を注いでこそ共に夢を実現できると思うのです。」

 これまで代表チームのアウェイ戦チケットを手に入れるには代表のファンクラブとなる必要があったが、これからは新規クラブもユーロやワールドカップのみならず、国際試合のチケットの申請が可能に。将来的には2年ごとの代表者会議に招待し定期的な対話も図っていく考えだという。ちなみに現行のファンクラブには5万5000人が登録、とりわけ20年前に創業した時のパートナー、コカコーラ社の影響もあって商業的に焦点を当てすぎであるとの批判がたびたびなされていた。