Amazonでドラマ化される『ドラゴン・タトゥーの女』、ショーランナーが決定!

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Amazonスタジオで企画されている『ドラゴン・タトゥーの女』のドラマ版で『THE KILLING 〜闇に眠る美少女』のヴィーナ・スードがショーランナーを務めることが決定したとVarietyが伝えている。

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『ドラゴン・タトゥーの女』ドラマ版

世界的ブームを巻き起こしたスウェーデン出身作家スティーグ・ラーソンによる小説「ミレニアム」シリーズ。スウェーデンではノオミ・ラパスとミカエル・ニクヴィストによって2009年に『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』として映画化。ハリウッドでも2011年にデヴィッド・フィンチャー監督のもとルーニー・マーラとダニエル・クレイグ主演で映画化された。この『ドラゴン・タトゥーの女』に続き、2018年にはクレア・フォイとスヴェリル・グドナソンによる『蜘蛛の巣を払う女』が公開され、世界中で人気を集めた。

そのシリーズ化の企画が動き出したのは2020年5月。長らくショーランナーが不在だったが、スードが務めることで決定したという。当時、ストーリーの方向性は主人公の一人リスベット・サランデルについての新しい独立した物語になると報じられていたが、詳細は明かされていない。ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンに本拠を置くレフト・バンク・ピクチャーズも共同で製作に参加するという。

これまでにもダークな犯罪ものやミステリーなどを手掛けてきたスード。ショーランナーを手掛けた『THE KILLING』も実はデンマークのシリーズを基にしたもので、北欧のエッジの効いた作品を再度シリーズ化することに長けているといえる。『THE KILLING』は2011年にゴールデングローブ賞に加えてエミー賞6冠を達成し、高く評価された。

最近ではロシア映画『The Major(原題)』を基にシリーズ化したNetflixシリーズ『運命の7秒』でも企画を担当。出演したレジーナ・キングがゴールデングローブ賞はじめ様々な賞でその演技を絶賛された。

さらに日本でもリメイクされた『コールドケース』で脚本、製作総指揮、ショーランナーを務めたほか、ピーター・サースガードやジョーイ・キング出演のサスペンス映画『冷たい嘘』で監督を務めるなど、企画、脚本、監督など幅広い活躍で知られる。原作の魅力を引き出すことを得意とするスードは、本作でどのようにその手腕を発揮するのか、世界中のファンから熱い視線が注がれている。

(海外ドラマNAVI)