KRY山口放送

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視覚障害者柔道で日本女子初の快挙です。
山口市出身の廣瀬順子選手が、中国で開かれているアジアパラ競技大会で24日、柔道日本女子で初めての金メダルを獲得しました。

中国・杭州で行われているアジアパラ競技大会。

山口市出身の廣瀬順子選手は柔道・弱視の女子57kg級に出場。

決勝で、世界ランク21位の地元中国の選手に一本勝ちし、柔道日本女子で初めての金メダルを獲得しました。

廣瀬順子選手は西京高校出身の33歳で、現在、世界ランキング5位です。

アジアパラ競技大会では初戦で世界ランク14位のインド代表選手に一本勝ち。

続く準決勝も9月の国際大会で優勝した世界ランク4位のウズベキスタン代表の選手に一本勝ちしていました。

アジアパラをオール一本勝ちで制した廣瀬選手は、2016年のリオ・パラリンピックで銅メダル、おととしの東京パラリンピックで5位となり来年のパリ・パラリンピックでの悲願の金メダル獲得を目指しています。