アイドルのある発言が物議に発展【写真:ロイター】

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アジア大会決勝・日韓戦を前に「アイドルは中立を守らなければならない」と発言

 中国の杭州で行われたアジア競技大会の男子サッカー決勝(10月7日)で、韓国代表が日本代表を2-1で下し、金メダルを獲得した。

 最多となる6度目の頂点に立ち歓喜に沸くなか、国内アイドルのある発言が物議に発展。現地メディアによるとネット上では大荒れになっているという。

 問題になったのは、韓国の男性アイドルグループ「ゼロベースワン」メンバーのパク・ゴヌクの発言だ。韓国メディア「Newsis」や「マネートゥデイ」などによると、日韓対決となったアジア大会の決勝戦前、ライブ配信で「韓日戦なので、アイドルは中立を守らなければならない。理解してほしい」と述べたという。

 韓国籍メンバーが中立を守るという発言をしたことで、国内のネット上では批判の声が噴出。「Newsis」では「『サッカー韓日戦、アイドルは中立を守るべき』発言『騒ぎ』」と見出しが打たれ「国内ネチズンたちは批判を浴びせた」と炎上したことが伝えられている。

「マネートゥデイ」では「日本人なのか? 国民感情と合わない発言に対して責任を負わなければならない」「韓日戦で中立を守るという韓国人がどこにいるのか。市場が大きな日本の顔色を伺ったのではないか」などといった批判の声を紹介。パク・ゴヌクの発言は所属事務所の顔色を伺ったとの指摘もあるが、国民感情を逆撫でする形となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)