庶民的な価格帯に、通し営業のスタイル。お昼時を過ぎても若い人たちが出入りする。

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「アメリカ村」といえば、大阪屈指の繁華街・心斎橋周辺にある、若者の街・カルチャーの街として知られるエリアだ。
その一角。ポスターやステッカーで埋め尽くされた、独特の雰囲気を放つ洋食店『ニューライト』がある。創業62年の老舗だ。一見すると飲食店とは思えない趣の外観だが、扉をあけた先は、若者やサラリーマンで混み合っている。

●町に愛される庶民的な洋食店



一番人気のメニューは創業者考案の「セイロンライス」にカツをのせた「セイロンカツ」。自家製のデミグラスソースにラーメンのスープ、カレー粉を加えた、ここにしかない味わいのカレー飯だ。しっかりと辛味を利かせた味に、トレードマークのような生卵がまたよく合う。

メニューは洋食だけでなく「カツ丼」「ラーメン」「ミックスサンド」「手羽先唐揚げ」とジャンルを横断する品数。どれも1000円以下と良心的な価格なのが嬉しい。オリジナルの裏メニューも10種類ほどあるとか。

アメ村らしく多くの音楽関係者が訪れ、壁一面に貼りきれないほどのサインを贈ってきた。この店が街の食堂として長く愛されてきたことが伝わってくる。

『ニューライト』

住所／大阪府大阪市中央区西心斎橋2 -16-13 宝泉ビル1階

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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