競泳男子50メートル自由形で金メダル獲得のチ・ユチャン=25日、杭州(聯合ニュース)

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【杭州聯合ニュース】杭州アジア大会第3日の25日、韓国は競泳2種目とテコンドー、フェンシング、射撃で計5個の金メダルを獲得した。競技が本格スタートしてから2日間で、得意の格闘技と銃・剣術競技を中心に金メダル10個、銀メダル10個、銅メダル13個と、順調な滑り出しを見せている。

 

 25日に行われた競泳男子800メートルリレーで、韓国は7分01秒73のアジア新記録をマークして優勝した。アジア大会競泳のリレー種目で韓国は過去に銀メダルを4回獲得しているが、金メダル獲得は今回が初めて。

 同じく競泳では、男子50メートル自由形決勝でチ・ユチャンが21秒72で金メダルを獲得した。韓国選手が同種目で優勝したのは2002年の釜山大会以来、21年ぶり、2人目。

 テコンドー男子58キロ級決勝では韓国のエース、張準(チャン・ジュン)がイランの選手を2―0で下し、金メダルに輝いた。

 射撃男子10メートルランニングターゲット団体では韓国が金メダル、北朝鮮が銀メダルだった。韓国はアジア大会のこの種目で初の金メダルを獲得した。

 フェンシングの男子サーブル個人決勝は、前日の女子エペ個人と同じく韓国勢対決となり、オ・サンウクが大会4連覇を狙っていた具本佶(ク・ボンギル)を15―7で破った。

 韓国は前日にも計5個の金メダルを手にしている。近代五種男子の団体、個人とも制し、全雄太(チョン・ウンテ)は今大会の韓国選手団初の2冠。テコンドーの男子型でカン・ワンジン、女子型でチャ・イェウン、フェンシング女子エペ個人で崔仁貞(チェ・インジョン)が金メダルに輝いた。

 今大会、韓国は金メダル50個以上獲得、国別メダル獲得数3位を目標に掲げる。25日までで韓国(金10)は中国(金39)に次ぐ2位で、3位は日本(金5)。北朝鮮(金0)は13位につけている。