兵庫も多いです！

東京多い！ 全国交通事故多発交差点マップ

　日本損害保険協会が2023年9月14日（木）、「全国交通事故多発交差点マップ」を更新し、2022年で人身事故の多かった交差点のワースト10を公表しました。


2021年全国ワースト1位の東京「大原」交差点。2022年は同率ワースト4位だった（乗りものニュース編集部撮影）。

　2022年、人身事故件数が最も多かったのは、東京都板橋区「熊野町」交差点で19件。山手通りと川越街道（国道254号）が交わり、都内でも有数の交通量の多い交差点として知られます。上空を首都高の高架が通っているため、道路内にその太い支柱があり視認性を悪くしているほか恒常的に渋滞しています。無理な右折や対向車の進路の安全確認が十分でない事故が多いそうです。

　ワースト2位は同率で大阪「東天満」交差点と、兵庫「長田」交差点でそれぞれ18件。同率4位も4か所あり、それぞれ事故件数が16件、同率8位は5か所でそれぞれ15件と、件数の差がそれほど大きくないランキングとなりました。ただ、そのなかで東京都の交差点は5か所、兵庫県は4か所と目立っています。

「全国交通事故多発交差点マップ」は、全国の地方新聞社の協力を得て各都道府県のデータをもとに作成。都道府県別に事故件数ワースト5交差点を公表し、交差点の特徴や事故の状況、要因・予防方策などを紹介してます。地図メーカーのカーナビデータにも事故多発交差点の情報として採用されているものです。