リヴァプールは30歳・遠藤航の年齢を気にすべき? 重ねられる鉄人の姿「ミルナーは37歳で移籍するまで重要だった」
MFモイセス・カイセド、MFロメオ・ラビアと狙っていたターゲットを逃してしまったリヴァプールは、代わりの守備的MFとしてシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航に狙いを定めたという。
若手有望株として話題を集めていた21歳のカイセド、19歳のラビアに対し、遠藤は30歳。少なくとも若手と呼べる年齢ではない。この方針転換に疑問を抱くリヴァプールサポーターもいるだろう。
同メディアはリヴァプールのヨルグ・シュマトケSDも遠藤を評価していると取り上げており、ブンデスリーガの実績を称賛する。
「シュマトケは遠藤がブンデスリーガで最も過小評価されている選手の一人であると認めている。運動量、パスセンス、そしてアグレッシブなチャレンジとインターセプトで印象的な数字を残している。遠藤との契約は、リヴァプールが掲げる若手獲得の方針、つまり21歳のモイセス・カイセド、19歳のロメオ・ラビアを狙う方針に反するものだ。しかし、ミルナーは2015年にリヴァプールと契約した時点で30歳近くで、この夏に37歳で移籍するまでクロップ時代に重要な影響を与えた一人だった」
遠藤の体の強さとデュエル能力はブンデスリーガでも証明されており、イングランドのフィジカルバトルにも対応可能なはずだ。近年はシュツットガルトで得点力にも磨きをかけており、攻撃センスも格段にアップしている。ビッグクラブでプレイしてもおかしくはないだろう。
日本のサッカーファンにとってはビックリな嬉しいニュースとなるが、リヴァプールが守備的MFのターゲットに遠藤を挙げるのは正しい判断だろうか。