7月度の「大樹生命月間MVP賞」が9日に発表され、パ・リーグ投手部門で埼玉西武ライオンズの今井達也投手が初受賞した。

7月は4試合に先発して3勝、防御率0.62(29イニングで3失点、自責2)の成績を残す活躍を見せた今井達也。「ちょっとビックリしているのというのと、率直にうれしい」と胸中を明かした。

不調で6月にファームで調整した1か月の間に「自分の良さというか持ち味というか、そういったものをもっともっと投球に出し惜しみなく、強気で思い切って投げていくのが自分の投球スタイル」とスコアラーなどと再確認し、7月の好成績へとつなげた。

ハイレベルな先発投手陣については「(郄橋)光成さんであったり平良(海馬)であったり、投げればしっかり7回、8回をロースコアで試合を作れる投手がたくさんいる」とし、「そういう投手にも負けないように、もっともっとレベルの高い投手陣を作っていきたいと思うので、毎日の練習を無駄にしないように、ひとつでも技術が身につくように、野球がうまくなるようにこれからも練習していきたい」と今後の目標を語った。自身初の2ケタ勝利へ向け、今井達也の後半戦の活躍に期待したい。