高速5号線二葉山トンネル工事 公社は工事進めると住民に回答 広島市
二葉山トンネル工事を巡る住民の要請に対し、広島高速道路公社は手続きを経て進めていると回答しました。
牛田地区の住民
「我々は合意していません。回答になっていないじゃないですか。」
広島市東区牛田地区の住民は、公社などに対し「合意してから工事を再開してほしい。」「騒音や振動の被害の実態を知ってほしい。」など10項目を要請していました。
これに対し公社は、安全安心の確保を約束した5年前の調停をもとに、住民説明会を開催したほか、家屋に影響があれば応急処置などを実施するとして工事再開の正当性を主張しています。
広島高速道路公社 上川昌裕担当課長
「公社としては、これまで調停をしっかり守っているというふうに認識しています。」
住民は工事により振動や騒音があるのは事実として反発しています。