「SI Object Browser for Postgres 23」(アシスト公式Webサイト)

システムインテグレータは、「PostgreSQL 15」「Amazon RDS for PostgreSQL 15」など最新メジャーバージョンに対応するデータベース開発ツールの最新版「SI Object Browser for Postgres 23」を7月13日にリリースする。販売代理店を務めるアシストからは、7月6日より販売する。「SI Object Browser」は、データベースやSQLの知識不要でGUIでデータの参照や操作が可能な開発ツール。使いやすいUIによるGUI操作とSQLを作成する「SQL実行/SQLビルダ」機能やExcel形式でのテーブル定義書の出力、パフォーマンステスト向けに大量データをランダムに生成する機能やテーブルデータを素早く検索し、Excelライクに編集できる機能なども搭載し、エンジニアの生産性向上に貢献する。

「SI Object Browser for Postgres 23」データ生成の高速化(同社資料より)

最新バージョンでは、「PostgreSQL 15」やエンタープライズDBの「EDB Postgres Advanced Server 15」、「Amazon RDS for PostgreSQL 15」「Amazon Aurora PostgreSQL 14」など最新のデータベースに対応する。ランダムデータ自動生成機能「データ生成ツール」では、10,000件のデータ生成処理を従来の数十秒から数秒へと高速化、UUID(Universally Unique IDentifier)型に対応、SQL実行画面の実行履歴数のデフォルト値が32から200に増加するなどの機能改善が行われている。

「SI Object Browser for Postgres 23」UUID型の対応(同社資料より)

同社では、今回の新バージョンで対応DBが増加したことから「SI Object Browser」シリーズ全体の販売を2023年からの3年間で約25億円に想定している。