冨安健洋も指名!アーセナルが来季に大きな役割を期待する6人
マンチェスター・シティが3連覇を決めたプレミアリーグ。一時は首位を快走していたアーセナルは惜しくも覇権奪還を逃したが、来季はUEFAチャンピオンズリーグの舞台に戻ってくる。
そうしたなか、『Mirror』では、「ミケル・アルテタ監督が来シーズンにより大きな役割を期待しているアーセナルの6選手」という話題を伝えた。
激しいプレミアの闘いだけでなく、CLを戦い抜くために、これまで以上の活躍が期待されている選手たちとは。
エミール・スミス・ロウ
2021年7月に新契約と10番を託された際、スミス・ロウはアーセナルの次の寵児になるように思えた。
ファンも彼とブカヨ・サカにそれを期待しており、2021-22シーズンには全コンペティションで11ゴールを記録する活躍を披露。あのジェイミー・キャラガーさえも、プレミアリーグで「最高のドリブラー」だと賞賛していた。
だが、今季はひどいシーズンを耐えることを余儀なくされた。
鼠径部の負傷でW杯を欠場すると、一度も先発することなくシーズンが終わる可能性がある。この才能にはもっと多くのことが期待されていた。
彼は夏にアルテタと将来について話し合うことになっている。アーセナルの指揮官は、欧州での活躍を期待される22歳を引き留めるために、何かを言う必要があるだろう。
彼が英国で最もエキサイティングな若手の一人であることに変わりはない。
ヤクブ・キヴィオル
1月にスペツィアからやってきた23歳のポーランド代表DFはまずまずよくやっている。
ウィリアン・サリバの負傷中にスタメン起用されると、夏に退団しうるロブ・ホールディングより優先されている。
ただ、ブライトン戦では失点に絡んでしまい、その結果、優勝の可能性は潰えた。プレミアリーグで成功するためにはそういうミスをなくす必要がある。まだ評価は決まっていない。
ファビオ・ヴィエイラ
(アーセナルのレジェンドであるパトリック・ヴィエラと同じ)Vieiraという名前は、偉大なパトリックのおかげでアーセナルファンにとって大きな意味を持つが、ファビオはまだノースロンドンで自分の力を証明できていない。
このポルトガル人MFはプレミアリーグの先発出場がわずか3試合。グラニット・ジャカやトーマス・パーテイ、ジョルジーニョがしばしば優先されている。
ヴィエイラの先発出場は、ほとんどがELだった。来季も欧州でプレーすることが、彼の最善策になるかもしれない。
ただ、チャンピオンズリーグはこの22歳にとって大きなステップアップとなる。成功するために必要なものを持っていることを示すというプレッシャーにさらされるだろう。
モハメド・エルネニー
今季のアルテタはエルネニーの経験も恋しがっている。
30歳の彼は1月に膝の大怪我を負い、アーセナルのタイトル争い脱落をスタンドから見守るしかなかった。
エルネニーは2021-22シーズンにアルテタに対して自らの価値を証明し、リーグ戦ラスト7試合にすべてに先発出場して新契約を勝ち取った。
その契約は来夏まであるため、このエジプト人は来シーズンにより大きなインパクトを与えることを望んでいる。
冨安健洋
2年前にイタリアのボローニャから移籍してきた冨安は素晴らしいプレーを披露してきたが、怪我によりプレミアリーグでの出場は42試合にとどまっている。
3月に負った膝の怪我は、アーセナルのタイトル獲得への希望に大打撃を与えた。
冨安とサリバを欠いたアルテタは、ホールディングとキヴィオルの起用を余儀なくされた。
冨安の負傷歴を責めることはできないが、アーセナルは彼が欠場した際、この日本代表選手のことを恋しがっている。
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アルテタは、冨安が来季の全てではないにせよ、ほとんどの期間でフィットしてくれることを望んでいる。
キーラン・ティアーニー
1年前、彼はアルテタにとって最も重要な選手のひとりであり、負傷した際には大きな痛手になると評価されていた。
だが、昨夏のオレクサンドル・ジンチェンコの加入によって、25歳のスコットランド代表が今季のプレミアリーグで先発したのはわずか6試合。
今季は全コンペティションで34試合に出場しているが、プレータイムの少なさから、夏の移籍を検討しているだろう。
アルテタは彼のような質の高い選手を失いたくないはず。ティアーニーを説得して残留させるかは指揮官次第だ。