吉田正尚が生んだチームの“変身” 昨季最下位が…MLB公式も驚愕「過去有数の急浮上」
連続安打がチームの力に…毎週発表の「パワーランキング」で驚きの急浮上
■フィリーズ 6ー1 レッドソックス(日本時間8日・フィラデルフィア)
レッドソックスの吉田正尚外野手は、7日(日本時間8日)のフィリーズ戦まで、16試合連続安打を続けている。これは今季メジャー最長の記録だ。歩調をそろえるようにして、チームの調子も急上昇。MLB公式サイトが毎週更新している「パワーランキング」に如実に表れている。
「1チームが急上昇、トップ5入り目前」という記事が伝えている。この「急上昇」がまさにレッドソックスのことだ。開幕6週目を終わっての順位は、30球団中20位から6位となった。
記事は「ア・リーグ東地区では先週、驚きの6勝1敗で過去有数の急浮上を見せたチームがある。ブルージェイズとの4連戦をスイープし、フィリーズとの3連戦も2勝1敗と、先週の7試合で6勝。ラファエル・デバースがシーズン序盤のスランプを脱出し、マサタカ・ヨシダとアレックス・バデューゴも打席で貢献して、勢いづいている」とレッドソックスの現状を伝える。
吉田は5月1日(同2日)のブルージェイズ戦から、チームの7試合中6試合に出場して25打数12安打、長打4本(うち2HR)、8打点、7得点、2四死球、三振なしという好成績。打率は.321、出塁率.403、長打率.536という数字を残している。
勝敗で見ると、レッドソックスは現在ア・リーグ東地区で5チーム中4位。ただ21勝15敗で貯金6という成績は、今後も上位に食らいつく可能性を感じさせる。昨季は78勝84敗で地区最下位に沈んだチームが、吉田の活躍で勢いづいている。(Full-Count編集部)