2021年3月3日に『本日は晴天なり』でアーティストデビューを果たし、2年間で3曲のOP・ED主題歌を含む4枚のシングルをリリースしてきた大西亜玖璃。彼女が誕生日翌日となる5月3日にファン待望の1stアルバムをリリースする。『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(上原歩夢役)や本人のキャラクターも相まって愛らしいルックスと歌声で聴く者を魅了しているが、それだけに留まらない表現力を証明する1枚でもある。大西亜玖璃が、彼女のために作られた珠玉のポップス群をナチュラルに歌いつづった軌跡を紐解く。

INTERVIEW & TEXT BY 清水耕司

どんなことも「ラッキー」と思えるアーティスト活動



――1stアルバムを作ることが決まったときの感想は?

大西亜玖璃 アルバムの話自体は以前からあって。2022年の1月に『大西亜玖璃 First Contact 〜1st LIVEのその前に〜』を開催したとき、(昼公演で)「結んで、ひらいて」と(夜公演で)「Love・Me・Do」を歌唱した後のMC台本に「いつかアルバムで出すかも?」って書いてあったんですよ。だから、次に出すのは(シングルではなく)アルバム、という気持ちになっていました。先程の2曲もアルバムに入ると思っていたんです。でも、『このヒーラー、めんどくさい』のオープニング主題歌「ジェリーフィッシュな君へ」や『新米錬金術師の店舗経営』のオープニング主題歌「はじまるウェルカム」を連続してシングルでリリースしたので、「あれ、シングル?」「アルバムはいずこへ?」って感じでした。

――そしてついに。

大西 はい。でも実は、リリースに向けた会議に参加するのが初めてだったので、どういう曲がいいのかを話し合うと思って楽しみにしていたんですけど、すでに2、30曲用意してくださっていて、その中からスタッフの方と一緒に曲を選ぶ、というところからのスタートでした。

――大西さんの選曲の基準は?

大西 「いいな」って思ったものを。それに「◎」をつけていきました。でも、曲を選んでいたらプロデューサーの工藤(智美)さんが、「一生あぐぽんについていく! って思えるリード曲が欲しいね!」って。

――熱い。

大西 『千と千尋の神隠し』みたいな。

――はい?

大西 並んでいる豚さんを前に「ここにはお父さんもお母さんもいないもん」と言ったくらいの勢いで。

――あぁ、なるほど(笑)。

大西 「じゃあ作りましょう」という流れで作ってもらったのが「Do you agree」でした。

――大西さんも、工藤プロデューサーの言わんとしていることを理解できたんですか?

大西 そうですね、なんとなく。今のアイドルの王道というか。

――AKB48のように盛り上がれる曲でしょうか。

大西 そういうものを求めているんだろうと思いました。大西亜玖璃としてのアーティスト活動は、清楚な「本日は晴天なり」から始まりましたけど、「ジェリーフィッシュな君へ」、「はじまるウェルカム」はどれも女の子過ぎず、衣装も少年っぽさがあったんですよね。だから、明るくてボーイッシュな部分もある感じなのかな、と思いました。

――今日は清楚なワンピースを着ていますが、普段はそういった服が多いですか?

大西 多いですね。それこそチェックの服も自分では着たことがなかったです。でも、音楽活動を始めてから思ったのは「嫌なことってあんまりないな」って。歌ったことがなかった「Elder flower」みたいな曲もかっこいいと思えるし、ジーンズ着ても楽しいし。(「はじまるウェルカム」のMVで)アフロになって歌うなんて想像もしてなかったです(笑)。幅が広がることはいいことですよね。なので今、「ラッキー♪」って思っています。

――なんでも楽しめるタイプ?

大西 かもしれないですね。

――ラジオやYouTubeなどの番組を見ていても、結構トークが尖っていますし。

大西 尖ってますかね(笑)。

――楽しいことが好きな感じは伝わってきます。CDの初回限定盤に付属されるDVDにはMVのメイキング映像が収録されていますが、そちらでもふざける気満々でした。

大西 確かに。アイドル時代は自由にやっていたんですけど、声優としてはどうしてもキャラクターがいるので、抑えるところがあって……、でもおちゃらけるのは好きですね。MVでもふざける曲ではないと言われたので抑えたつもりが、メイキング映像を見たら可愛いよりも面白いことしているシーンの方が多くて。普通にしていても出てきちゃうな、と思いました。

――話はアルバムに戻りますが、大西さんからの要望や、大西さんが決めたことはありましたか?

大西 そんなに大きなことは言っていないですけど、曲順は自分で決めました。

――曲順の基準は?

大西 楽しく?(笑)。聴いていて心地よい順番みたいな。やっぱり感覚ですね。「Do you agree?」は最初か最後かな、とか。あとは、収録曲が決まるずっと前に「Elder flower」と「初恋カラーズ」はどちらか1曲だけ、多分主題歌の「Elder flower」を入れる、という話になったんですけど、「両方入れたいです」とこっそり言いに行って。そうしたら入れていただけることになりました。

――「初恋カラーズ」を外したくなかった理由というのは?

大西 「Elder flower」と「初恋カラーズ」は2ndシングルで両A面だったんですよね。でもリリース当時も「(「初恋カラーズ」は)カップリング曲?」と言われて、いつも「違うんだけど」という気持ちがあったんです。

――アルバム用の新曲としては5曲が作られました。どのような順番で制作されたんですか?

大西 「NTMUエイリアン」と「恋の視線」は『大西亜玖璃 First LIVE 〜はじまりのはじまり〜』でお披露目する予定があったので、その1か月前くらいにレコーディングしました。なので、ライブではちょっとドキマギでしたね。「NTMUエイリアン」は振付もつくということでしたし。次に「Do you agree?」を録ったので、これもライブで披露するかと思っていたんですけど、リード曲だから温めておきましょうと言われました。「夏夢花火」と「花と青空」は年明けのレコーディングでした。

――「NTMUエイリアン」は、リード曲ではないかもしれませんがアルバムならではの名曲になりました。

大西 いいですよね。これは、2、30曲を聴いていくうちの2、3番目に聴いた曲で、聴いてすぐに「◎」をつけました。おしゃれだけどレトロで聴きなじみのある雰囲気で、しかも歌詞も同じ世界観で書かれているということで、いつもよりも大人っぽいニュアンスで歌ってみました。ディレクションをしてくださる方からも、いつもと歌い方が違うけど、とは言われたんですけど、「Love・Me・Do」や「Elder flower」みたいに、別次元の私なんだけど私らしく、そしてこの曲に合わせたイメージで歌いました、と伝えたらすぐに、「理解、理解」みたいな感じでわかっていただきました。なので歌いやすかったですし、歌っていて楽しかったです。

――「恋の視線」はいかがでしたか?

大西 これもすぐに「◎」を付けました。曲が可愛かったですし、私がいつも歌っているJ-Pop曲という感じがしましたね。今まで歌ってきたので、アルバムにも恋の歌が欲しいと思っていたんですけど、歌詞ができてきたら本当に真っすぐで可愛すぎる感じで。ライブで歌ったらときめいてくれそうだと思っていたんですけど、実際、クラップでノってくれたのは嬉しかったですね。それに、ひと安心できる曲に感じるんですよね。こうして曲が全部揃うとパンチが強い曲が多くて、「Elder flower」まで聴き終わると「ふぅっ」ってなるというか。でも、「恋の視線」があることで、次の盛り上がる「はじまるウェルカム」や、最後の「Do you agree?」まで一気に聴くことができる気持ちになれます。自分がよくプレイリストを作るからか、こういう曲は4曲目や8曲目に入れたくなりますね。聴くほどに味が出てくるスルメ曲だと思っています。

――歌うときに意識したことはありますか?

大西 キャピキャピしすぎず、ナチュラルに歌いたいという意識はすごくありました。歌詞が甘酸っぱいのでキュインキュインするように可愛く歌おうかとも思ったんですけど、J-Popさのある曲なので「ジェリーフィッシュな君へ」みたいにまっすぐ歌うのがいいと思いました。

――大西さんのナチュラルさが込められた曲なんですね。

大西 そうですね。歌のナチュラルさはこれくらいのテンションかもしれないです。トークは基本、今みたいな感じじゃないですか?

――少しテンション低めな。

大西 インタビューだといつも緊張してしまうので。

――眉間に少し力が入られていますよね。

大西 そうですよね、ちょっと困り顔ですよね。「これを言っていいのかなー」って考えちゃうんですよ。表現の仕方がわからないというか。

――でも今日は少しリラックスされている気がします。いつもよりテンション高めで。

大西 なんでだろう? 夜だからかな?

――(笑)。夜行性ですか?

大西 そうですね。それとも富士そばを食べたからかな?

――それはテンション上がりますね(笑)。

大西 でも確かにいつもよりは緊張していないかもしれないです。やっぱり、インタビューを受けさせてもらうたびにちょっとずつ自信はついてきました。



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いつまでも変わらずに身近な「あぐぽん」として



――話は戻って、3曲目にレコーディングしたのがリード曲の「Do you agree?」ですね。曲を手にしたとき、この曲を聴いたらみんなが私についてきてくれるような手応えはありましたか?

大西 実は、リード曲候補を2曲も作ってくださったんです。で、「どちらか好きな方を選んでください」と。でも、1曲目を聴いたらすごく良くて「最高だ!」と思ったんですけど、2曲目が「Do you agree?」でやっぱり「最高だ!」となって、どうしたらいいんだろうと思いました。でも、2曲目にはすでにタイトルがついていて、「やっぱりこのタイトルのこの曲かな」と選びました。

――ちなみに1曲目は? そちらもアルバムに入れるとか、気に入ったからキープしておいてほしいという話にはならなかったですか?

大西 あ、なってないです。それはなるほど……。でも「夏夢花火」はそうだったんです。「Elder flower」のとき、カップリング曲候補は「初恋カラーズ」と「夏夢花火」ともう1曲あって、今回みたいにみんなで投票したら2票ずつに分かれたんです。そのときは2ndシングルということで、1stの「本日は晴天なり」に近い曲がいいかと思って私が選ばせてもらいました。両A面曲というところもありましたね。でも「夏夢花火」を、私もいつか歌いたいと思っているんですという話をしたら残しておいてくれました。そのとき、ディレクターの井上さんが推したのも「夏夢花火」だったというのもあると思います。

――「Do you agree?」をどう歌ったか、についても教えてください。

大西 今までの積み重ねがあったからすごく歌詞に共感できましたし、ファンの人も想像つきやすいだろうな、とイメージを膨らませながら歌わせてもらいました。でも、前日に練習しているときは、高音域を伸びやかに歌っているイメージだったので、うまく届けられるか不安でした。サビの「さあ 歌おう」というところとか。レコーディングの前に2、3回、試しに歌わせてもらったときも「うーん」って感じで。でも本番になったらスタッフさんから、練習とは歌い方が全然変わっていると言われて。自然体ですごく良くなったと言われました。

――本番に強いんですね。

大西 なんだろう? 本番になったら想像力が増して、なんとなく、少し泣きながら歌っている気持ちになれたのかな。「私も君に賛成」のところも、練習ではもう少しのっぺりと歌った気がします。可愛らしさを出そうとか思えなくて。でも本番になったら、可愛く歌ってみようと思えたんですよね。

――本番では気持ちが入ったんですね。

大西 入れましたね。

――ライブのこともイメージしながら歌いましたか?

大西 あ、そうですね。歌詞を見たときに、ライブの最後で歌いたいと思いました。あとは、仮歌のときは歌詞が1番まででしたけど、フルの歌詞をもらったら、私の気持ちが込められた、すごく素敵な歌詞になっていたので嬉しかったですね。

――そこは、大西さんに何度も曲を書いてきた鶴粼さんだからこその、高い理解度が。

大西 そうですね。レコーディングのときも誇らしげな表情をされていました。でも鶴粼さんは最初、私みたいなタイプかと思ったんです。伺う感じの静かな。でも、会うたびに「こういうのが好きだとわかっていましたよ」みたいに堂々とされるようになって。こっちも「あ、はい、好きですね」みたいに返すと笑顔になることが増えた気がします。



――「夏夢花火」は以前に聴いたときと印象は変わりましたか?

大西 仮歌を歌われていた方への印象もあるかもしれないんですけど、最初は「気持ちは中学生」というか、元気な感じがしたんですよ。でも歌詞が全部届いたら、最後の「宝物みたいに 胸の深い場所で光ってるよ」がまさにそうですけど、思い出を懐かしむような等身大の気持ちが歌われていたので、私も「昔話を語るように歌えれば」と思いました。初のバラードですし。

――バラードはいつか歌ってみたいと仰いましたが、カラオケなどではよく歌っていたんですか?

大西 はい。小、中学校の頃は特に好きでした。

――バラード好きの小学生は珍しいですね。歌うのが難しいですし。あと、友達とカラオケに行ったときに歌いづらくはなかったでしたか?

大西 そっか、確かに。私はみんなと趣味が違っていて、小学生くらいのときはKiroroさんの「ベストフレンド」や「未来へ」を歌っていました。周りは知らないんですけど空気を読まずに。

――では、バラードは歌い慣れていたんですね。

大西 そうですね。デビューするならそういう曲を歌うとも思っていました。なので、今回歌ったときもしっくりは来ました。

――「花と青空」についても、選んだ理由やどう歌ったかを教えてもらえますか?

大西 実は、私は最初選ばなかったんですよ。でも、井上さんが超絶推していて、「これはあぐぽんのために温めていたんだ」「あぐぽんへのプレゼントなんだ」みたいに言っていたんです。工藤さんもスタッフさんも投票していて。でも私は「え? わかんない」という感じでした。

――『千と千尋の神隠し』でカオナシから砂金を差し出された千尋みたいに戸惑った?

大西 「欲しくない、いらない」って(笑)。「花と青空」は難しそうな曲だと思ったし、「私にはまだわからない」と思ったので敬遠していたんです。それなら別のバラードを入れたい、と思いました。「NTMUエイリアン」は最初からみんなが満場一致でしたし、「夏夢花火」はキープしていた曲だったのでアルバムに入るとして、好きな曲をあと2曲選んでもいいと言われていたんです。で、「恋の視線」と、もっと可愛い感じの曲と、めちゃめちゃバラードの曲と、「花と青空」が残っていて、4曲を平等に聴いていたんですけど、そうしたら「花と青空」をみんなが選ぶ理由がわかってきました。

――曲の良さがわかってきた?

大西 すごくいいと思えるようになりました。あと、最初に苦手意識があったのは、誰かを責めるような歌詞だったんですよね。だけど、この歌詞を歌えるようにもなりたいと思ったので選びました。

――挑戦の曲だったんですね。

大西 でも、そうしたら歌詞もタイトルも変更になって。すごく前向きな曲に変身したんですよ。私、何も言っていないのに。

――態度に出ていたんですかね。

大西 そうなのかな? でも選んで良かったです。

――でも、歌いたくない曲はないけれど、誰かを責めるような歌詞は許せなかったということですか?

大西 あ、ホントですね。多分、「ファンの前で見せる姿なんだろうか」って考えちゃったんですよね。インタビューで「誰かのせいにしたことありますか?」と聞かれたら、すごく悩んだでしょうし。

――そういう経験はないですか?

大西 えぇっ!? ……なんだろう。朝起きれなかったのはママのせい、みたいなことはありますけど。

――(笑)。でもすべてが丸く収まりましたね。

大西 そうなんです。すごく綺麗な世界観の曲ですし、タイトルも素敵ですし、情景も浮かぶし。うん、本当に選んで良かったです。

――1stアルバムをリリースした今、大西さんが目指す声優アーティスト像を教えてください。

大西 でも(アーティスト活動を)始めた頃からずっと思っているのは、「身近な存在」になれたらいいな、ということですね。自分にとって音楽は身近でずっと支えてくれた存在で、音楽を聴きながらテスト勉強とかもしていたので、「来週はライブがあるから頑張ろう」と思ってもらえるアーティストになりたいと思っていました。だから、たくさんの人に会いたくてリリイベをたくさんさせてもらったんですね。私も、何度も会いに来てくれる人はやっぱり覚えるし。少しずつそう思ってくれる人も増えているので、「もっと多くの人に」と思っています。大きな会場(のステージ)に立つというのも目標ではありますけど。ただそうなってもずっと変わらずにはいたいです。

――変わらず、身近な存在のままで。

大西 調子に乗らず、「いつもあぐぽんはあぐぽんのままでいいね」「がんばっているね」と言われるように。

――でも調子に乗るタイプではないですよね。

大西 乗らないですね。ただ、「自分はできるぞ」と思っているくらいがうまくいくので、そこも忘れず、ですね。あとは、なんでも歌えるアーティストになること、かな? さっき、ネガティブな姿は見せない方が……、みたいなことは言いましたけど、食わず嫌いはせず、出されたものはなんでも食べる歌手になりたいです。それでいて、どんな曲でも自分のものにできる歌手になれたら嬉しいです。

――手始めに2023年度の目標は?

大西 それはやっぱり、1stアルバムを大成功させたい。

――大成功というのはどういう?

大西 いや、もう、上々で(笑)。

――スタッフの方が嬉しくて悲鳴を上げるような(笑)。

大西 そうなったらみんなにも還元できるし。あとは、アルバムを引っさげてのライブも憧れですね。

――引っさげてのツアーも目指したいですね。

大西 いいですね。ファンの方からお渡し会のときとかに「是非ツアーをしてください」って言っていただくんですよ。「地元の愛知でライブをやらないですか?」みたいに。でも逆に、「本当に来てくれる?」とは聞くんですけど(笑)。

●リリース情報

大西亜玖璃 1stアルバム

『Do you agree?』

5月3日発売

【初回限定盤(CD+Blu-ray)】



品番:COZX-2004〜5

価格:¥4,400(税込)

【通常盤(CD Only)】



品番:COCX-42005

価格:¥3,300(税込)

<CD>

1.本日は晴天なり

作詞・作曲・編曲:鶴粼輝一

2.NTMUエイリアン

作詞・作曲・編曲:木下龍平

3.ジェリーフィッシュな君へ

作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk

4.初恋カラーズ

作詞・作曲・編曲:鶴粼輝一

5.夏夢花火

作詞:磯谷佳江 作曲・編曲:小野貴光

6.花と青空

作詞・作曲・編曲:高橋修平

7.Elder flower

作詞・作曲・編曲:hisakuni

8.恋の視線

作詞・作曲・編曲:千葉タダシゲ

9.はじまるウェルカム

作詞:ARAKI 作曲・編曲:木下龍平

10.Do you agree?

作詞・作曲・編曲:鶴粼輝一

<Blu-ray>

・「Do you agree?」 ミュージックビデオ+メイキング映像

・「はじまるウェルカム」ミュージックビデオ

・「ジェリーフィッシュな君へ」ミュージックビデオ

・「Elder flower」ミュージックビデオ

・「初恋カラーズ」ミュージックビデオ

・「本日は晴天なり」ミュージックビデオ

関連リンク



大西亜玖璃オフィシャルサイト

https://columbia.jp/onishiaguri/