5月3日午後、静岡県沼津市の県営愛鷹広域公園多目的競技場で、Jリーグの試合中、サポーター十数人が応援スタンドから転落する事故がありました。このうち、50代の女性が骨折の疑いがあるとして病院に運ばれました。事故は得点直後に選手がスタンドに駆け寄った際、起きていて、手すりが何らかの理由で折れ、転落したとみられます。

【写真を見る】Jリーグの試合中にスタンドからサポーター十数人が転落 50代女性骨折の疑いで病院へ 手すり折れたか=静岡・沼津市

何らかの理由でスタンドの手すりが壊れ観客がグラウンドに転落=5月3日午後4時前、愛鷹競技場(写真提供:ぽちまるさん)

消防によりますと、3日午後4時10分ごろ、静岡県沼津市の県営愛鷹広域公園多目的競技場でスタンドから女性が転落したとの通報がありました。

事故当時、競技場では、明治安田生命J3リーグアスルクラロ沼津対愛媛FCの試合が行われていて、愛媛の選手が得点を決め、ゴール裏スタンドに駆け寄った際、スタンドの手すりが何らかの理由で折れ、一度に十数人の観客が高さ約1.5mのスタンドからグラウンドに転落しました。

消防によりますと、50代の女性が顔から落ち、愛媛のチームドクターが診察したところ、骨折の疑いがあるとして、病院に運ばれました。警察が事故が起きた状況などを調べています。