ベルギーのブリュッセル市内にある地下鉄駅で、階段の上からボールを転がしては追いかけてキャッチする犬。駅を利用する人たちが行き交う中で、犬は無邪気に遊んでいた(画像は『manu_zura 2023年4月8日付Instagram「“TO BE HAPPY IS A CHOICE”」』のスクリーンショット)

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ベルギーにある地下鉄駅の階段で“ひとり遊び”をする犬が話題になっている。犬は駅の階段の上から自分でボールを転がし、追いかけていってはキャッチして遊んでいた。ブラジルの動物情報メディア『Amo Meu PET』などが伝えている。

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「manu_zura」というユーザーネームの男性が現地時間8日、Instagramに犬の動画を投稿したところ注目を集めた。動画にはジャック・ラッセル・テリアと思われる小型犬が、ベルギーのブリュッセルにある地下鉄駅の階段で遊ぶ姿が捉えられていた。

犬はテニスボールほどの大きさのピンクのボールをくわえており、階段の上までやってくると鼻でボールを押して階段の下に向かって落とした。すると犬は嬉しそうに階下へと走り出し、転がり落ちるボールを追い越してから階段の下でキャッチ。そして再び階段を駆け上ってきた。

よほど楽しかったようで、犬は繰り返しボールを転がしてはキャッチして遊んでいた。そんな光景に、地下鉄利用者らは微笑みながら過ぎ去っていく。動画はこれまでに2050万回以上も視聴されるほど注目を集め、このような声が寄せられた。

「この可愛い子犬が私に教えてくれたのは『幸せになるのに誰かの手は必要ない』ってことかしら。私たちは自分自身で幸せを掴めるってことね。」
「この子のためにボールを投げてあげたい。そしてそのまま家に連れて帰りたいわ。」
「この犬はひとりでも人生を楽しむ方法を知っているのね。」

動画には飼い主が映っていないため「この幸せそうな子犬の世話を誰かがしてくれることを願うわ」といった声もあがったが、ベルギーの首都ブリュッセルに住んでいるという男性から「飼い主は階段の上にいるよ。ブリュッセルの中心街で、僕はいつもこのかわいい犬を見かけるんだ」といったコメントが届き、多くのユーザーが安堵したようだ。

今回、“ひとり遊び”をすることで多くの心を癒した犬だが、2022年1月にはカナダで、雪の積もった庭に1頭のジャーマン・シェパードが器用に前足を使って大きな雪玉を作り、嬉しそうに“ひとり遊び”する動画が多くの人の心を温かくしていた。

画像は『manu_zura 2023年4月8日付Instagram「“TO BE HAPPY IS A CHOICE”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)