ナショナルズ戦に先発し7回無失点、今季2勝目の権利を持って降板したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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ナショナルズ戦、7回1安打無失点の好投で今季2勝目

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の本拠地ナショナルズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。7回1安打無失点の好投で今季2勝目を挙げた。2-0で勝利したチームは連敗ストップ。大谷は今季3登板で、防御率は驚異の「0.47」となった。

 大谷がまた好投した。初回に2四球を与えるも無失点で凌ぐと、4回にも四球と二塁打で2死二、三塁のピンチを迎えながらチャビスを遊ゴロに打ち取った。この日は四死球6つを与えながらも打たれたヒットは1本だけ。曲がりの大きなスイーパーやツーシームに加え、緩いカーブも駆使してナショナルズ打線を封じ、打っても4回無死一、二塁の第2打席で左前打。チャンスを広げてレンドンの犠飛に繋げた。

 これで今季は3登板、19回を投げてわずか1失点。防御率は驚異の「0.47」と抜群の安定感を誇る。ツイッター上の日本人ファンもこの数字に注目し「大谷防御率エグいことになってる」「大谷の防御率異次元で草」「ガチで凄い」「防御率0.5切るやん」「ガチでバケモンやんけ」などと驚きの声を上げていた。

 大谷は7回92球を投げて今季2勝目。打撃では4打数1安打で、打率.300としている。エンゼルスの公式PRツイッターによると、大谷はこれで10先発連続で2失点以下となり、ノーラン・ライアンが1972-73年の間に記録した9先発連続の球団記録を更新した。

(THE ANSWER編集部)