40代「風呂掃除」はもうやらない。ラクして快適な暮らしを手に入れるコツ
どうしてもひとりで抱え込みがちな「家事」。でも、掃除は家族に協力してもらいやすい家事なんです。子どもも含め、家族が自然と家事をする仕組みづくりに成功したライフオーガナイザーの宇高有香さんに、その方法を教えてもらいました。
人に頼ってラクする「掃除」
自分ひとりで家事を抱え込まず、家族を巻き込むのが宇高さん流。協力しやすい仕組みづくりも万全です。
●毎日の掃除機がけをやめた
・家族が使いやすいハンディモップに
起きてすぐ、乾燥機にかけておいた洗濯物を各部屋にしまうついでに、ハンディモップで一気に床掃除。「掃除機がけは、数日に1度の頻度に減りました」
・動線上に浮かせる収納を
ハンディモップは、家族が毎朝必ず使う洗面所脇の壁を定位置に。「手に取りやすい高さに収納することで、動作がスムーズに」
●風呂掃除をやめた
・帰りが遅い夫か息子におまかせ
最後に入浴した人が掃除をするのが宇高家のルール。「入浴直後なら、ボディソープをつけたボディタオルで浴槽を洗うだけでOK。最後に床のふき上げをして終了です」
宇高さん流・家事する子どもに育てる工夫
ごく自然に家事をしている宇高家の子どもたち。そのマインドを培った宇高さんの心がけや、ルールとは?
●まずは挑戦!失敗してもほめる
心配で手助けをしたくなってもグッと我慢。「やりたいと言ったことはまずやらせて、必ずほめる。喜んでもらえた! 楽しい! という記憶が残れば、また挑戦してくれます」
●続くようにハードルを下げる
「娘が担当しているお弁当づくりは、やる気があっても大変なこと。おかずは卵焼きと前夜の残りを1品、もしくは冷凍食品でOKに」。ハードルを下げて負担を減らし、続けやすく。
●家事のルールを簡単にする
生協から届いた食材の収納や食事の配膳は、子どもたちの担当。「動線を考えて収納場所を決めたり、カトラリーを1か所に集約するなど、簡単にできる仕組みをつくっています」