3ランを放ち、吠えるマイク・トラウト【写真:Getty Images】

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プールC・米国―カナダ

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は13日(日本時間14日)、プールCの米国―カナダ戦が行われ、超強力打線を擁する米国が初回にマイク・トラウト外野手の3ランを含む打者12人の猛攻を演じ、5安打9得点を記録した。

 異次元の“銀河系打線”を擁する米国が衝撃のビッグイニングを作った。無死満塁から4番アレナドの二塁打で2点を先制すると、タッカーが犠飛、リアルミュートがタイムリー、マリンズの三塁打とビッグネームが次々加勢した。

 極め付きは大谷翔平のエンゼルス同僚トラウトが豪快な3ランを放ち、この回打者12人の猛攻で一挙9得点を挙げた。カナダの先発ブラットはアウト1つしか取れず降板し、1/3イニングを6失点。後を継いだフレールも2/3イニングを3失点となった。

 米国代表は今大会MLB選手が次々参戦し、過去最高のドリームチームに。とりわけ野手のメンバーは際立っていた。初戦は初出場の英国に6-2で勝利するも、続くメキシコ戦は5-11で完敗。よもやの不覚を取ったが、ついに本領を発揮してきた。

(THE ANSWER編集部)