食楽web

●オリジン弁当から発売された「メンチカツ明太弁当」をテイクアウト。メンチカツのジューシー感やお肉ゴロッと感など、その味わいを調査してみた。

　おなじみオリジン弁当とキッチンオリジンで、新たに「メンチカツ明太弁当」が販売中です。ありそうでなかったメンチカツが主役になったお弁当は、ゴロッとした肉感で食べ応えのある、一味違った豚メンチカツが2つ入っているとのこと。一体どんな味か気になる…というわけで、実食してみました。

604円（税込）

　このボリュームで604円はなかなかのお値打ち価格。明太子海苔ごはんに海苔2枚、メンチカツ2個、唐揚げ1個、卵焼き、スパゲッティ、漬物の構成。メンチカツが主役とはいえ、明太子が乗ったごはんや唐揚げが入ったちょっとした特別感がメンチカツをよりおいしそうに見せています。

旨みも食べ応えもたっぷりなメンチカツが旨い！

　主役のメンチカツ、最初は「やや小ぶりかな？」と思いましたが、箸で持ち上げるとずっしり重みがあって厚みもたっぷり。メンチカツには豚バラに加え、豚ハラミ、豚ハツという2種のホルモンも加えており、肉感たっぷり。別添えのソースをつけてひと口いただいてみます。

　サクッ、ふわっとした食感のあとに、ぎっしり詰まった肉の旨みが押し寄せます。豚ならではの臭みやホルモン独特の風味も感じず、シンプルに旨い。ゴロッとした肉感で食べ応えも満点です。

　明太子は少なめですが、ガツンとくるメンチカツと合わせるにはほどよい量。メンチカツとごはんはセットでいただきたいので、明太子の主張はこれくらいがベストかなと思います。もちろん、明太ごはんとしてもおいしくいただけますが。

　そして唐揚げがすごくいい！　メンチカツとごはんの往復でちょっと飽きてきたところに、衣や肉の口当たりが違う唐揚げを食べると味覚がリセット。一気に食べ終えることができました。

　ガッツリ食べたい人は腹パンまちがいなしのお弁当でした。また、メンチカツと生姜焼きがセットになった「メンチカツ生姜焼き弁当」やメンチカツ単品もあるので、ぜひお試しあれ。

まとめ

［食楽web］

　心ゆくまでメンチカツを堪能できるお弁当でした。若干後悔したのは、店頭に並んでいるものを購入したので、出来たてを味わえなかったこと。きっともっとサクサク、ジューシーだったんだろうなと思います。もちろん冷めてもおいしかったのですが、購入する際は、調理したての弁当があれば、そちらを選びましょう。

（撮影・文◎道面 梓）