税金の大切さなどを表現した短歌の表彰式が1日、宇都宮市で開かれました。

 税金の役割について理解を深めてもらおうと、宇都宮税務行政協力会などは「税の百人一首」と題して短歌を募集し表彰しているもので、今年で21回目になります。今回は宇都宮税務署管内の宇都宮市と上三川町に住んでいる人や通学している人から2419作品が寄せられ、そのうちの37点が入賞作品に選ばれました。

 小学生の部で優秀賞に輝いた上三川小学校6年の佐野琴望さんは「みつばちの 群れで集めし ハチミツは 未来へつなぐ 金のかけはし」と詠みました。また、中学生の部では宇都宮市の旭中学校1年の大河原彩椰さんが、社会人の部では宇都宮市の唐沢到子さんがそれぞれ優秀賞に輝いています。

 入賞作品は2月3日から10日まで、うつのみや表参道スクエアの宇都宮市民プラザで展示されるほか、22日から28日までは宇都宮市役所で展示されます。