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 金曜日にコーディ・ガクポとフィルジル・ファン・ダイクについて尋ねられた際、ユルゲン・クロップ監督は「どちらもオランダ人で、それが唯一の共通点だ」との一言でまとめた。先日の獲得が発表されたばかりの前者については数回の練習を経てデビュー戦を待ち望んでいるところであり、そして後者についてはブレントフォード戦で受けた大腿の負傷からしばらく離脱に入ることになるのだが。「もちろん、これは大きな痛手だよ」と指揮官。「1ヶ月以上」の離脱期間が見込まれているという。

 その一方でガクポに話題が及ぶと、「彼をみていると楽しいね」と明るい表情を浮かべ、移籍金4000万ユーロを投じてアヤックスから獲得した同選手について「特に今の我々の状況では、いろんなことに対してごく自然に行動し、得点力のある選手がいてくれることは本当にすばらしいこと。彼は1秒1秒を楽しんでいるところだ」と言葉を続けた。電話で話た際にも「完璧な英語を話す」ガクポからはその時から好印象を受けていたようで、早速土曜日のウォルバーハンプトン・ワンダラーズとのFA杯3回戦から初お披露目という可能性もあるだろう。

ビリー・クメティオがオーストリア・ウィーンから早期に帰還

 オーストリア1部オーストリア・ウィーンにレンタル移籍していた、ビリー・クメティオが前倒しでリヴァプールに帰還することが明らかとなった。20歳のフランス人センターバックは2022年7月に1年間の期限付きにて加入。それから11試合に出場していたものの、先日のミヒャエル・ヴィマー監督の就任会見にてすでにこのレンタル契約の終了は示唆されていた。特に穴埋めにウィーンが動くことはないという。