2万円台の超軽量スマートウォッチ! 35.6gで11mmな「HUAWEI WATCH GT 3 SE」をチェックする

写真拡大 (全7枚)

ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は、最新のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 SE(ファーウェイ・ウォッチ・ジーティ・スリー・エスイー)」を発売した。

カラーバリエーションは、「グラファイトブラック」と「ワイルドネスグリーン」の2色展開で、市場想定価格は27,280円。

ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラをはじめとした家電量販店およびHUAWEIの公式サイトやHUAWEI公式Yahoo!店、楽天市場店、Amazon.co.jpなどのECサイトで取り扱われる。

本格的なアウトドア利用から健康管理、睡眠モニタリング、ストレスモニタリングまで、多くの機能を備えるHUAWEI WATCH GT 3 SEをチェックしてみよう。


■見た目に反した超軽量仕様
HUAWEI WATCH GT 3 SEの最大の特徴は質量が約35.6gの超軽量仕様だ。
これはベルト部分を除いた本体のみの重さだが、実際に腕に装着してみるとその軽さに驚く。


質量35.6gは驚きの軽さ


参考までに、上位モデルにあたるHUAWEI WATCH GT 3 Proの46mmモデルの重量は約54g、同じく43mmモデルでも約50gある。

HUAWEI WATCH GT 3の46 mmモデルは約42.6g、42mmモデルで約35 gとようやく同等の重量を実現しているが、HUAWEI WATCH GT 3 SEよりもサイズが小さいことを考慮すると、シリーズ中もっとも軽量なのはHUAWEI WATCH GT 3 SEということになる。

実際に装着してみると、やはり軽い。
46mmモデルと、スマートウォッチとしては見た目が大きいため、見た目とのギャップでより軽く感じる。

スマートウォッチは、時計機能を主とするいわゆる「腕時計」と異なり、センサーを搭載し、スマートフォンアプリと連携させることで様々なデータを取得・蓄積してより豊かで健康的なライフスタイルをサポートするためのヘルスケア製品だ。

つまり、本体の充電時以外は、外出時や自宅にいる時間、就寝時に関わらず、腕に装着しておくものだ。そのため、軽ければ軽いほど腕などに与える負担や影響を軽減でき、スマートフォンやそのほかのモバイル機器に比べても軽量化されることのメリットは大きい。


■軽量でありながら高機能
本体が大幅に軽量化されている点は大きな特徴だが、機能が削られているかというとそうでもない。軽量仕様ながら機能面も充実している点がHUAWEI WATCH GT 3 SEのもうひとつの特徴だ。


通常使用はおよそ2週間(14日間)、ワイヤレス充電にも対応


スマートウォッチに限らず、スマートフォンやノートパソコンなどのモバイル機器は、軽量化、薄型化、小型化することでバッテリーの持ちが減ってしまう場合が多い。
しかしHUAWEI WATCH GT 3 SEは、通常使用で約14日間、ヘビーユースで約7日間の利用が可能だ。

本体が軽く、腕への負担も軽いということは、利用者としてはできるだけ装着したままにしておきたい。そのため、通常使用で2週間程度充電せずに利用できるのはとてもありがたい。

だが、それだけではない。
HUAWEI WATCH GT 3 SEはQi(チー)規格のワイヤレス充電にも対応しているのだ。スマートウォッチやスマートバンドと呼ばれる製品は、独自形状の充電器を採用している場合が多いため、汎用性のあるワイヤレス充電に対応している点も利便性を向上した大きな特徴だ。

また、ディスプレイは、約1.43インチ(466×466)の大型のAMOLED(有機EL)を搭載している。ディスプレイ面が大きいことで視認性やタッチ操作が快適だ。


ワイルドネスグリーンの本体。ウォッチ部分は大きいが見やすく操作しやすい



ウォッチ背面にはセンサーを搭載


ワークアウトモードは、ランニングやサイクリング、水泳、ハイキング、トライアスロンのほか、登山やこれからの季節にも活用できるスキー、クロスカントリースキー、スノーボードといったウィンタースポーツも用意されている。カスタムワークアウトを合わせると100種類以上の中から選択できる。

また、測位システムは、
・GPS
・GLONASS
・Galileo
・BeiDou
・QZSS(みちびき)
この5種類に対応しているため、正確性も高い。


睡眠モニタリングでは、いびきや寝言の記録もできるようになった


ヘルスケア機能においては、
・歩数や消費カロリー、距離といった活動量データ
・24時間血中酸素モニタリング
・24時間心拍数モニタリング
・ストレスモニタリング
・呼吸エクササイズ
・睡眠モニタリング
これらを搭載している。

睡眠モニタリングにおいては、スマートフォンアプリを介して、睡眠中のいびきや寝言を記録する機能を新たに搭載した。これにより、さらに睡眠の質の改善をサポートする。


スマートフォンアプリと連携して様々な機能が利用できる


スマートフォンとの連携については、Bluetooth通話に対応することで、HUAWEI WATCH GT 3 SEで着信応答し、そのまま通話することもできる。

また、Androidのみ、対応アプリのみ、などの制限付きではあるものの、メッセージのクイック返信や音楽再生も可能だ。

ここで紹介したのは一部の機能に過ぎないが、46mmの大きめモデルでありながら重量が約35.6g、厚みが約11mmという超軽量薄型を実現し、充実した機能を搭載している。しかも、市場想定価格が27,280円と3万円を大幅に下回る価格は、とても魅力的だ。

スマートウォッチ初心者も含めハードユースの利用者にもぜひ試してみてほしい製品だ。



S-MAX:ファーウェイ・ジャパン新製品体験会「スポーツ&ヘルスケア」分野における戦略と「HUAWEI WATCH GT 3 SE」の発表【プレゼン】



S−MAX:ファーウェイ・ジャパン新製品体験会「HUAWEI WATCH GT 3 SE」の主な特徴や製品概要、価格、販路および「HUAWEI Healthアプリ」について【プレゼン】



HUAWEI WATCH GT 3 SE - HUAWEI 日本



執筆:S-MAX編集部 2106bpm