上原彩子が日本ツアーのQT参戦!(撮影:GettyImages)

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国内女子ツアー第37戦「大王製紙エリエールレディス」も終わり来季のシード選手51名が決まった。そして今週は最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が行われるが、その裏では来季の前半戦出場権をかけたクォリファイングトーナメント(QT)が始まる。
QTはファーストステージとファイナルステージの2回に分けて行われ、ファイナルで上位35位前後までに入れば、来季前半戦フル出場を見込める。今週行われるファーストは3カ所で行われ、上位がファイナルへ進出することができる。ファースト、ファイナルともに72ホールで行われる過酷な戦いだ。
開幕前日となった21日(火)にはファーストの組み合わせが発表され、今季米ツアーに復帰した上原彩子が有馬カンツリー倶楽部で行われるC地区にエントリーしたことが明らかとなった。そのほか、原江里菜、一ノ瀬優希、松田鈴英といった復帰を目指す選手、鄭持有(ジョン・ジユ)をはじめとしたプロテストに合格したばかりの選手たちがまずはファイナル進出を目指す。
一方で横峯さくら、成田美寿々はエントリーせず。横峯は「トレーニングに時間をかけ、環境を整えるため」と来季前半戦は主催者推薦で出場しリランキングでの後半戦出場を目指す。成田はツアー休養を表明。「引退というわけではなく、もう一度立ち上がるための前向きな休養です」とした。
有村智恵や柏原明日架ら今季シードを失った選手、平瀬真由美のめい・竹田麗央らメルセデス・ランキング56位から70位までの選手、新垣比菜ら今季ステップ・アップ・ツアー優勝者、脇元華ら今季ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング3位から10位の選手、大西葵らトーナメント特別保障制度適用者はファーストが免除となり、ファイナルからの出場となる。

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