写真=C&K

 デビュー15年目を迎えた今年、これまで“無謀な挑戦状”として次なる目標を掲げてきたC&Kが11月20日、横浜アリーナで「超無謀な挑戦状〜炎の15周年目執念で迎える横浜アリーナ 頼む全員集合〜」と題した公演を行った。

 自らの原点に立つというテーマのもと、今年6月より「日本全国CK地元化計画 地元です。地元じゃなくても、地元ですツアー2022〜ゲンテン〜」と題したツアーを全国21公演に渡り行ってきたが、その集大成として、この会場には全国から約1万人のファンが集結。

 横浜はC&Kふたりが出会った所縁の場所。C&Kとして横浜アリーナのステージに初めて挑んだのは、2018年の同日11月20日に10周年を記念して行ったライブ以来となる。2018年のライブの際は、公演の約1か月前にCLIEVYの両足踵骨骨折により、車椅子に乗っての出演となったが、以来4年振り、完全体で同会場へ2度目のライブへ挑んだ。

 オープニングはニューアルバム「CK OILY」収録の「C&K XIV」で登場。前半戦では、デビュー曲「梅雨明け宣言」等、初期の楽曲で一機に会場を盛り上げた後、デビューのきっかけとなったシンガーソングライター・九州男が登場。「1/6000000000 feat.C&K」を歌唱。続けて「空気」のミュージックビデオに出演したダンサー・Yuseiが登場し、幻想的なダンスとのコラボステージを披露。ミドルテンポの曲の流れで披露された、1億回再生突破のストリーミングロングセラーヒット曲「みかんハート」では、圧倒的な歌唱力を会場中に響かせた。

C&K

 中盤で、センターステージに世界大会を制覇した今、注目のダンスアーティスト・GANMIが登場。ニューアルバム収録の新曲「ガン見しとけ!for DANCER」を総勢11名のGANMIのメンバーとC&Kで共演。この曲は、“ダンサーと名乗るすべての人たちとコラボを楽しみたい”そんな思いからタイトルに“for DANCER”と付けた曲。迫力のステージを見せつけた。

ライブの模様

 後半、「ドラマ」で悪役俳優ユニット・純悪の山根和馬が登場。2018年の同会場での演出を踏襲し、パワーアップさせたダンスを披露し会場を盛り上げた。

 そして、C&Kのライブには欠かせない楽曲のひとつである「愛を浴びて、僕がいる」では、CLIEVYが高さ約6メートルの巨大な衣装で登場。前回は自身の足でステージに立つことが出来なかったが、今回は、自身の足で立つ以上の高さから熱唱し、リベンジを果たした。

C&K

 セットリストは、彼らの原点である結成当初の楽曲から、これまで幾つものライブでの名場面を作ってきた楽曲、そして最新アルバム「CK OILY」の楽曲まで、アンコール含め全30曲を披露。

 この日のステージには、C&K、DJ TAKE、ダンサーチームZEROSEN、FKKのいつものメンバーに加え、前述のゲスト陣、悪役俳優ユニット・純悪とその仲間たち、管楽器ガールズユニット・MOS、キッズダンサー等、多数のゲストが参加し、約3時間、15年目のC&Kの集大成のお祭りが大盛況のうちその幕を下ろした。

セットリスト

C&K 超無謀な挑戦状〜炎の15周年目執念で迎える横浜アリーナ 頼む全員集合〜
11月20日(日)横浜アリーナ

1.C&K XIV 
2.C&KΦ
3.GET@LADY
4.DANCE☆MAN(WOKKY WOKKY×BOGGIE WOGGIE)
5.梅雨明け宣言
6. 1/6000000000 feat.C&K
7.空気
8.交差点
9.みかんハート
10.歩きだせ
11.BYE BYE BOO
12.道
13.幸せのディスタンス
14.揮発油
15.GENTEN 
16.パーティ☆キング
17.MATSURI
18.ガン見しとけ! for DANCER 
19.にわとりのうた
20.traveling carnival〜移動式遊園地のテーマ〜
21.ドラマ
22.精鋭
23.愛を浴びて、僕がいる
24.上を行くメイク 
25.終わりなき輪舞曲
26.混浴
27.入浴

EC1.to di Bone
EC2.I.M.A
EC3.夜空