Illustrator(イラレ)で作業していて、オブジェクト(図形や線)の数が増えてくると、選択ツールでクリックして選ぶだけでも時間がかかります。そんなときに、オブジェクトをグループ化しておくと、一括で選択できたり、複数を同時に変形・編集したり、作業を効率化することができます。ここではグループ化と解除方法を紹介します。■使用する機能「グループ」command+Gキー(WindowsではCtrl+Gキー)、「グループ解除」command+Shift+Gキー(WindowsではCtrl+Shift+Gキー)目次1.オブジェクトのグループ化
command+Gキー(WinはCtrl+Gキー)オブジェクトをグループ化したい場合は、まずはグループにしたいオブジェクトをすべて選択します。複数のオブジェクトを選択する方法は、オブジェクトをドラッグで囲むか(図1)、shiftキーを押しながらオブジェクトをクリックします(図2)。図1図2次に、command+Gキー(Macの場合。WindowsではCtrl+Gキー)を押すと、グループ化できました(図3)。オブジェクトが複数になる場合は、グループ化すると作業を効率化できます。必須の操作なのでショートカットで覚えておきましょう(図4)。図3。グループ化は基本的にショートカットで操作する。なお、メニューから選ぶ際は、オブジェクトメニュー→“グループ”でも同様の効果になる図4。複数のオブジェクトをワンクリックで選択してまとめて移動や、一括で同じ変形が可能になる2.グループ化の解除
command+shift+Gキー(WinはCtrl+Shift+Gキー)グループ化の解除は、command+shift+Gキー(WinはCtrl+Shift+Gキー)です(図5)。何度かグループ化されているオブジェクトの場合は、その回数分だけグループを解除をする必要があります。図5。グループ化の解除は基本的にショートカットで操作する。なおメニューで操作する場合は、オブジェクトメニュー→“グループ解除”でも同様の効果となる以上、オブジェクトのグループ化と、グループ解除の方法でした。Illustratorでは必須の操作ですので、ショートカットで覚えておきましょう。