「暴言を吐く、髪の毛を切られる、蹴られるなど散々な目に」許せないパワハラ上司のエピソード

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パワハラを受けながら毎日出勤することは過酷だ。しかも周囲は助けてくれない、という職場ではますます辛いだろう。パワハラ上司に悩まされていた30代前半の男性(岐阜県/技能工・設備・交通・運輸/年収550万円)は、

「上司を放置していた周りも許す事ができません」

と怒りをあらわにして一件を振り返った。(文:永本かおり)

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「怒られるようなことをするお前が悪い」などと上司の肩を持つ同僚

「パワハラをしてきた上司を許せません」と憤る男性。その上司から、

「仕事中に暴言を吐く、髪の毛を切られる、蹴られるなど散々な目に遭わされました」

と残忍なハラスメントを受けていたことを明かす。傷害罪で訴えてもよかったほどではないだろうか。しかし、男性が許せないのは上司だけではなかった。

「またその状況を知っていたのに上司を放置していた周りも許す事ができません。『まああの人はああいう人だから』『怒られるようなことをするお前が悪い』など上司の肩を待っていました」

周囲の助けも得られなかった男性。しかしある時、事態は一変する。

「パワハラ相談窓口というものが会社内にできたため、すぐにパワハラの相談を行いました。しっかりと対応してくれ、その上司は他部署に飛ばされていきました」

と、ようやく苦しみから解放された。その後、職場の人間たちは態度を変えたという。

「やばいと思ったのか私のところに来て『あの上司はやりすぎたったよな』『俺はずっとお前が可哀想だと思っていたんだ』『これ以上続くようなら俺がなんとかしてやるつもりだった』などと急に言ってきました」

このような傍観者たちに対し、男性は

「私は絶対に許しません。ずっと放置してたくせに今更手のひらを返すな! と思います」

と軽蔑した様子で憤りを綴った。