F1日本GPでサムアップするセバスチャン・ベッテル【写真:Getty Images】

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今季限りで現役引退のベッテルが最後の日本GP走行

 自動車レースのF1日本GPは9日、鈴鹿サーキットで決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2年連続の年間総合優勝を決めた。今季限りでの現役引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は6位入賞。ガレージではベッテルのこれまでの功績に敬意を示すメッセージ入りの日の丸がマシンにかけられた。海外ファンからは「涙出た」「むせび泣いてる」といった反響が寄せられている。

 ガレージ内に佇むベッテルのマシン。そこにかけられた日の丸の旗にはドイツ語で「Danke Seb(ありがとう、セブ)」、日本語で「ありがとう 鈴鹿」と書かれ、日の丸の中央にはベッテルの固定ナンバー「5」があしらわれている。旗には日本語や英語、その他各国の言葉でベッテルへの感謝と、これまでの功績を称えるメッセージがびっしりと書き込まれている。

 画像を公開したアストンマーチンF1公式ツイッターは「最後のスズカ」と文面に記載。日本のファンから書き込まれたメッセージを見た海外ファンは感動した様子。様々な反響が寄せられていた。

「泣いてる。本当に悲しい」
「スズカも雨で私のリビングルームも(涙の)雨よ」
「涙出た」
「アメージングね」
「むせび泣いてる」
「日本のファンは最高ね」
「信じられない。日本のファンを尊敬する」

 9番グリッドからスタートしたベッテルは1コーナーで接触してスピン。最後方まで下がる立ち上がりだったが、赤旗中断後の再スタート時の巧みなピット戦略で上位を猛追し、最終的には6位にまで上がって見せ場を作った。

(THE ANSWER編集部)