阪神・大山悠輔 (C)Kyodo News

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● 中日 0 − 3 阪神 ○

<14回戦・バンテリンドーム>

 阪神は2連勝で2カードぶりの勝ち越し。残る借金は6つとなった。

 阪神は2回、5番・大山が19号2ランを右中間席へ運び先制。これが6年目の大砲にとって節目の通算100号アーチとなり、球団の日本人では4番目に早い出場658試合目での到達となった。3回は1番・中野が4号ソロを右翼席へ運び3点目。6回には3番・近本が右前打を放ち、球団歴代2位の29試合連続安打をマークした。

 投げては3年ぶりの一軍登板となった先発・才木が、立ち上がりから150キロ前後の直球を軸に中日打線を翻弄。5回は一死満塁のピンチを凌ぎ、5回76球、5安打無失点、5奪三振無四球の快投で救援陣にバトンを渡した。

 6回以降は小刻みな継投で無失点リレー。2020年11月にトミー・ジョン手術を受けた才木は2019年以来3シーズンぶりの白星を手にし、3点リードの9回を締めた岩崎は16セーブ目(1勝3敗)をマークした。