エアコン代節約の鉄板ネタ4つ。やるとやらないとでは冷え具合も大違い
「危険な猛暑」と言われている2022年の夏。家庭ではエアコンがフル稼働していると思いますが、気になるのが電気代です。整理収納アドバイザーのAyakaさん、ENECHANGE株式会社(以下エネチェンジ)、節約につながるエコな暮らしが国内外で人気なインスタグラマーの野村蘭さんに教えていただきました。
節約テク1:エアコンのフィルターを掃除する!
節約のために真夏にエアコンを我慢するのは危険。野村蘭さんは、エアコンの状態を見直してみることにしました。
パナソニックが行った実験によると、フィルター掃除をするだけで年間約1万円以上(※)電気代を節約できることができるそうです。
※パナソニック製品「F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験(パナソニック調べ)
1年間掃除しないとフィルターの目づまりで、年間で約25%も電気料金が無駄になってしまうそうなので、こまめな掃除が節約につながります。
「実際にわが家でも、エアコンがなかなか冷えなくなった際、フィルターの掃除をするだけで解消しました。フィルターの汚れによる目づまりが原因で、冷房の効果が下がっていたようです。それ以来、エアコンをよく使う時期には、2週間に1回はフィルターを洗うようにしています」
節約テク2:風向きと風量を変えて効率よく!
また、パナソニックの実験によると、冷房時は上向きで風を送ると広範囲を冷やすことができ、設定温度を下げるよりも風量を上げた方が節電になるそう。冷房の温度を1℃上げ、風量を上げることで、年間約1200円以上(※)の節約に。
※パナソニック製品「F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験(パナソニック調べ)
「これを知って、28℃で暑いと感じたときは、まずは温度を下げるよりも風量を強めて運転させることで、快適に過ごせています」
節約テク3:室外機をケアする!
「意外と見落としがちな場所は室外機です」というのは、整理収納アドバイザーのAyakaさん。
室外機が直射日光に当たる場所にあると、電気代が高くなると言われています。直射日光が当たらないように、夏になると室外機カバーなどが販売されているのもよく見かけます。
「室外機カバーを導入するなら、しっかりと光を反射してくれるタイプのものを選びましょう。1000円以下で購入することができますし、1年で使えなくなるということもないので、一度購入して設置してみることをおすすめします!」
節約テク4:つけっぱなしの方が節約に!
エアコンがもっとも電力を使うのは、室内温度を設定温度まで下げるとき。気温が高い日中にこまめにスイッチをオンオフすると、その都度室温を下げる電力がかかり、電気代がかさみます。
電気代を節約するには、一度適温まで冷やしたら、「自動運転」にしてそのままの温度を保つのが正解。子どもの送り迎えや近所への買い物など短時間の外出なら、つけっぱなしでお出かけを(エネチェンジ調べ)。