アストロズ戦に先発したホワイトソックスのジョニー・クエト【写真:ロイター】

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7回無失点で今季初勝利を挙げたクエト

■Wソックス 7ー0 アストロズ(日本時間19日・ヒューストン)

 ホワイトソックスのジョニー・クエト投手が18日(日本時間19日)のアストロズ戦に先発し、移籍後初勝利を挙げた。足を上げてから体をクネクネと傾ける独特な投球モーションに「これは常軌を逸している」「MLBでこれは合法であるべきじゃない」とファンは注目している。

 昨季までジャイアンツに在籍し、今季からホワイトソックスに移籍したクエトはこれが今季初勝利(3敗)。もはやお馴染みともなった、体をくねらせて打者のタイミングを外すフォームでこの日も打者を手玉に取った。ファンからはボークを疑う声も度々上がるが、7回を投げて2安打無失点5奪三振と好投した。

 NPBではロッテの益田直也投手が倒れそうで倒れない“おっとっと投法”を披露するなど、独特なフォームはいつの時代もファンからの注目を集める。ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏やMLB公式ツイッターもこのクエトの投球を動画で紹介し、ファンも「MLBでこれは合法であるべきじゃない」「クエトの投球は見ていてすごく楽しい」日米のファンから様々な声が寄せられた。(Full-Count編集部)