横河電機は6日、ポンプや冷却水循環装置(チラー)、コンプレッサーやタービンなどプラントに設置されたアセットから運用データを収集し、可視化や機械学習による分析も可能なサービス「Asset Health Insights」を開始した。

Asset Health Insightsダッシュボードのスクリーンショット(同社資料より)

同社が展開する産業用IoTプラットフォーム「Yokogawa Cloud」を基盤とする「OpreX Asset Management and Integrity」のラインナップとして提供するサービスは、圧力、流量、温度、振動測定等に使用される旧式センサもカバーするプラント内のアセットからリアルタイムにデータを収集。AIや機械学習で解析した事象の予測、不具合の予兆検知、メンテナンスの最適化など、ダッシュボードを通じた各アセットの把握が可能になる。