東日本旅客鉄道(JR東日本)は5月31日、2019年以降英国で実施してきたトライアルの結果を受け、英国の主要都市においてデジタル自販機ビジネスをまずは50台規模で展開することを発表した。

マンチェスターに設置された自販機

JR東日本は2019年以降、英国においてデジタル自販機のトライアルを実施しており、同国での自販機マーケットの可能性が確認できたことから、設置エリアを拡大し、自販機ビジネスをまずは50台規模で展開する。

同ビジネスでは、デジタル自販機が有するまとめ買い機能、遠隔管理システム、QRコード機能、キャッシュレス機能、API連携機能、デジタルディスプレイなどを活用し、英国においても生活に密着するような物販、情報配信、および広告サービスなど、JR東日本グループの国内におけるノウハウをふまえた自販機サービスを提供するという。

左:購入画面(イメージ)、右:広告画面(イメージ)

デジタル自販機の展開エリアは、ロンドン、ブライトン、コルチェスター、ブリストル、カーディフ、バーミンガム、ノッティンガム、シェフィールド、リーズ、マンチェスター、リバプールなどの主要都市。販売商品は、英国国内で流通する売れ筋飲料商品、菓子類、雑貨など。