終盤戦躍動のエンケティアがアーセナル残留へ! 長期契約で合意か

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アーセナルのイングランド人FWエディ・エンケティア(22)がクラブ残留を決断したようだ。イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者ら複数現地メディアが報じている。

チェルシーアカデミーを放出され、2015年にアーセナルのアカデミーに加入したエンケティア。以降はリーズ・ユナイテッドへの武者修行を経験した以外、ガナーズ一筋のキャリアを歩む。

アーセナルとの現行契約が今シーズン終了までとなっていた中、前半戦は思うように出場機会を得られずにフラストレーションを募らせ、今冬には移籍の可能性も伝えられたが、最終的に残留。

すると、プレミアリーグ第33節サウサンプトン戦から8試合連続でスタメン起用されると、チェルシーとのビッグロンドン・ダービーでチームを勝利に導く今季リーグ戦初ゴールを含む2ゴールの活躍をみせ、古巣リーズ戦でも2ゴール、最終節のエバートン戦でも1ゴールを記録。チームはトップ4フィニッシュを逃したものの、個人としては来シーズン以降に大きな期待を抱かせるシーズンの締めくくりとなった。

ただ、今夏の去就は不透明となっており、ウェストハムやクリスタル・パレスといった国内クラブに加え、ブンデスリーガの複数クラブが関心を寄せているとの報道も出ていた。

それでも、前述のメディアによると、エンケティアは正式にサインはしていないものの、アーセナルと長期契約を結ぶことで合意し、来シーズン以降もノースロンドンでのプレー継続を決断したようだ。

仮に、今回の報道が事実であれば、アーセナルサイドはエンケティアにある程度の出場機会を与えることを約束した可能性が高く、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、イングランド代表FWタミー・エイブラハム、ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンらが獲得候補に挙がるストライカー補強にも影響がありそうだ。

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットの退団が濃厚ということもあり、少なくとも1人のストライカー獲得は決定的だが、エンケティアの残留によって複数人の獲得の可能性は低くなるかもしれない。

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