栃木県内の多くの企業では1日、入社式が行われ、新社会人たちが新たな一歩を踏み出しました。

このうち足利銀行では真新しいスーツに身を包んだ88人が入行式に臨みました。

式は対面で行われ、清水和幸頭取は「新型コロナウイルスの影響の長期化にロシアのウクライナ侵攻など予測できないことが目まぐるしく発生している。地域から頼りにされる、新しい価値を創造する人材になってください。」と祝いの言葉を贈りました。

辞令交付では新入行員を代表して照井佳那さんが受け取りました。そして、津久井一正さんが「強い使命感をもって仕事に取り組み地域の発展に貢献して足利銀行の栄光を紡いでいきたい」と決意を述べました。 

一方、今年度設立80周年を迎える栃木銀行では新入行員55人が社会人としての初日を迎えました。

入行式で黒本淳之介頭取は「コロナ禍の苦しい時代を乗り越えるために夢や目標に向かって一歩一歩努力を重ねてほしい」と期待を寄せました。

これに対し、新入行員を代表して天野広貴さんが「銀行員としての責任を持ち、日々、努力と挑戦をしていく」と決意を述べました。

新入行員たちは緊張しながらも地域金融のプロになるという決意に満ちた表情をしていました。