より安全に自転車利用を ヘルメット着用など努力義務 栃木県条例が施行
自転車をより安全に利用するための「栃木県自転車条例」が1日、施行されました。宇都宮市内では自転車利用者に対し、条例の周知活動と交通安全の呼び掛けが行われました。
宇都宮市宮園町の東武宇都宮駅前の交差点には、宇都宮中央警察署や交通安全協会などから約30人が集まり、1日付で施行された「栃木県自転車条例」の周知活動を行いました。
条例では、自転車を安全で適正に利用するために「ヘルメットの着用」と「自転車の点検整備」が努力義務化されています。
宇都宮中央警察署によりますと、2017年から去年までの5年間で自転車が絡んだ事故の件数は841件と管内における全事故の36%も占めています。
宇都宮中央警察署では、より多くの人に交通ルールを守る意識を高めてもらおうと、自転車の通行量が多い道路や学校がある場所などを重点地区に定め、今後も条例の周知活動や安全運転を呼び掛けていきます。