岸田総理大臣は、今月6日が期限となっている31の都道府県に適用中の新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置について、栃木県など18都道府県を今月21日まで延長する方針を表明しました。

栃木県内でも、新規感染者数は依然として高い水準で推移しています。この1週間の状況をみてみます。

2月24日から3月2日までに栃木県内で新型コロナウイルスに感染した人は4,706人でした。

これは、重複などによる取り下げ分は含んでいません。

前の週から510人減り、週単位でみると3週連続で減少しています。

2日時点の療養者数は7,624人で、このうち入院している人は244人、重症は8人となっています。

自宅で療養している人は6608人となっています。

続いて、亡くなった陽性者の数です。この1週間で25人が亡くなり、前の週から7人増えました。

クラスターは、14件確認されていてこのうち高齢者施設が6件、保育、小中学校が合わせて5件となっています。

警戒度を判断する指標です。直近1週間の検査陽性率、人口10万人あたりの新規感染者数ともに前の週を上回っています。

最後にワクチン接種の進ちょく率です。政府のポータルサイトでは、2日時点で栃木県の3回目の接種率は22.77%、最も進んでいるのは佐賀県の28.55%となっています。