顧客の視点から経営を見直し、顧客に資する改革を進める企業をたたえる栃木県版の表彰に自転車のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営する企業が選ばれ、3日に表彰式が行われました。

県経営品質協議会が日本経営品質賞の県版として企画し、今年で22年目を迎えます。今回、県経営品質賞の中の「ベーシックアワード」を受賞したのは、宇都宮ブリッツェンの運営会社「サイクルスポーツマネージメント」です。

現状を分析し、将来の理想的な姿の実現へ取り組みを進めていくうえで最初のステップといえる賞で、地域密着型ロードレースという独自性を生かした社会貢献活動などが評価されました。

協議会の林明夫副会長から柿沼章社長に記念の盾が手渡され、柿沼社長は「『自転車はいいものだ』という押しつけになっていたかもしれないと現状を再認識した」と話し、今後もファンとともに生きるチーム作りに向けて意気込みを新たにしました。