成田国際空港とKDDI、東日本電信電話（NTT東日本）、ティアフォーは、ローカル5Gなどを活用した自動運転バス実証を実施する。

労働人口の減少に伴い、様々な移動・物流サービスの担い手が不足することが危惧されており、空港でも同様の課題を抱えている。解決策の一つとして自動運転技術が注目されており、成田国際空港でも自動運転レベル4相当の導入に向けた実証実験を行い、人手不足への対応や、ヒューマンエラーに起因する車両事故リスクの軽減を目指す。

国内空港で初めて、ローカル5Gとキャリア通信を活用するとともに、タジマモーターコーポレーション製の自動運転車両「GSM8」を用いて、制限区域内をドライバーを乗せて自動走行する。制限区域内ターミナル間連絡バスのルートの一部を走行し、空港内の遠隔監視センターで遠隔監視する。定員は10名で、オペレーターとドライバーを除くと8名。実証期間は2月14日から28日まで。