今年のバレンタインデーの準備はできましたか? 本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、自分へのご褒美チョコ…いろいろ考えると、意外と予算ってかさみますよね。そこで今回は株式会社エイチームフィナジーが10代〜30代の未婚男女を対象に行ったアンケートを元に、みんなのバレンタインの予算をまとめてみました。コロナ禍でおうちバレンタインが主流とも言われていますが、友チョコや義理チョコは減ったの? 本命チョコの予算は上がっているの? みんなの現状をチェックしてみましょう。

女性が本命チョコにかける予算は、男性の予想より1.5倍多い!

まずはバレンタインの「本命チョコ」にかける予算について調査してみたところ、男女の予算相場に差があることが判明。男性が予想する予算は、「1,000〜2,000円未満」が最も多く約25%、「3,000円以上」は約23%でした。一方、女性は最も多かった回答が、「3,000円〜5,000円未満」で約29%。次いで「1,000〜2,000円未満」が約25%でした。こうしてみると、男性の予想より女性が実際に用意する予算の金額は高く、その差は約1.5倍という結果になりました。

本命にはお金をかけるとはいえ、チョコレートにかける予算は5,000円以下が多い。

義理チョコの相場は男女共に「1,000円未満」が最多

続いて「義理チョコ」の相場について尋ねたところ、男女共に最も多かった回答は「1,000円未満」と判明。男性の予想は5割以上、女性は約4割が「1,000円未満」という結果になりました。また女性は「1,000円〜2,000円未満」という回答も3割以上いることが判明。全体的に女性の方が若干予算は高い結果になりましたが、本命に比べてそれほど男女差がないことがわかります。

義理チョコに3,000円以上かける人は、男性が7.5%、女性は4.9%。男性の方が若干多い結果に。

ではバレンタインのお返しについてはどう考えているのでしょう。

男性でバレンタインのお返しをする人は7割

男性に「バレンタインのお返しをしますか?」と尋ねたところ、「はい」と答えた人は7割。一方、「お返しはしない」と言う人が2割弱いることがわかりました。その理由を聞いてみると、「お金がかかる」「お返し目当ての女性がいるから」「好みがわからないから」とのことでした。

男性からは「職場で数人の女性から合同でチョコレートをもらった場合のお返しに困る」という意見も。

では女性は「お返し」についてどう思っているのでしょう。女性へのお返しについて、「お返しは高い方がうれしい?」と尋ねてみると、「値段は気にしないが、お返しは欲しい」と言う人が46.5%で最も多いことが判明。一方で、「お返しは無くてもいい」と言う人も42.6%いることがわかりました。意外と多くの女性がお返しに対してはこだわりがないことがわかります。

あげたものと同等、もしくはそれ以上のお返しが欲しいと答えた女性は1割程度。

今回のアンケート調査から、男女間ではバレンタインに対する考え方や予算に若干の違いがあることがわかりました。

最近は、バレンタインのスタイルも変わってきて、パートナーや意中の彼に気持ちを伝えるだけでなく、日ごろの感謝を伝えるために家族や親しい人にギフトを渡すという人や、友達や自分へのプレゼントとしてチョコレートを買う人も増えてきました。コロナ禍でテレワークが浸透し、義理チョコ文化がなくなった人も多いかもしれません。バレンタインにかける思いや本気度は人それぞれ。あくまでも今回のデータは参考に、あなたの予算を決めてくださいね!

コロナ禍で義理チョコをあげる習慣がなくなった分、本命にかける予算があがった人も多いとか。