プラネックスコミュニケーションズは1月28日、8ポートの2.5GBASE-Tスイッチングハブ「FX2G-08EM」を発表した。きょう体に効率よく熱を伝える放熱機構を備え、ファンレスでも安定した稼働ができるようにした。価格はオープンで、予想実売価格は17,800円前後。すでに販売中。

徹底した放熱機構を搭載する8ポートの2.5Gbpsスイッチングハブ「FX2G-08EM」


2021年6月発売の5ポート2.5GBASEスイッチングハブ「FX2G-05EM」の上位モデル。両面放熱方式による発熱対策を継承しつつ、ポート数を8ポートに増強した。

両面放熱方式は、CPU上面のヒートシンクによる放熱のほか、下面(基板裏面)に低硬度のシリコーンパッドを貼り付け、基板の下にある熱拡散放熱用アルミプレートに熱を伝導。難燃性ポリカーボネートシートを介してきょう体下面へと熱を逃がす。きょう体も金属製のため放熱性能が高く、ファンレス設計のため静音性にも優れる。

アルミプレートなどを用い、発生した熱をきょう体に伝えて効率よく放熱する


横から見たところ


全てのポートが2.5Gbps有線LAN対応で、Auto MDI/MDI-X機能を搭載。そのほかにも、ジャンボフレームへの対応、ループ検知/防止、Link-down検知、接続ケーブルのストレート/クロスの自動判別なども行ってくれる。IEEE802.3az対応でアイドル時の消費電力を抑え、ケーブル長感知パワーセーブ方式により発熱を抑制。本体サイズは約W240×D27×H105mm、重さは約640g。