iOS 15.4でマスクを着用したままFace IDが利用可能に、設定方法はこんな感じ
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AppleがiOS 15.4のベータ版に「マスクを着用したままでもFace IDを使用できる機能」を実装しました。
iOS 15.4 enables Face ID support while wearing a mask, no Apple Watch required - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2022/01/27/ios-15-4-enables-face-id-support-while-wearing-a-mask-no-apple-watch-required/
Face ID with a mask: How to use on iPhone - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2022/01/27/how-to-use-iphone-face-id-with-a-mask/
そんな状況を改善するために、Appleは2020年4月30日に公開したiOS 13.5のベータ版で、「マスク着用中はFace IDをスキップできる機能」を実装しました。ただし、これはあくまでApple Watchを着用している必要があり、かつ、iPhoneでパスコードを入力する必要もありました。
マスク着用時にFaceIDをスキップできる機能やCOVID-19接触追跡APIがiOS13.5ベータ版に搭載 - GIGAZINE
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そんな中、2022年1月28日に配信されたiOS 15.4のベータ1版では、ついにマスクを着用したままでもFace IDが利用可能になることが明らかになりました。この機能はApple Watchを必要としませんが、iPhone 12以降の端末が必要となります。
設定画面は「Use Face ID With a Mask(マスクを着用したままFace IDを利用)」というもので、画面上には「Face IDはフルフェイス認識のみに設定されている場合が最も正確に動作します。マスクを着用したままFace IDを使用する場合、iPhoneは目の周りを認識してユーザーを認証します」と書かれています。
実際に「Use Face ID With a Mask(マスクを着用したままFace IDを利用)」を利用する方法は以下の通り。
「設定」アプリで「Face IDとパスコード」をタップし、「Use Face ID With a Mask」をオンにします。もう一度「Use Face ID With a Mask」をタップして、「Get Started」をタップ。
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顔のスキャンがスタートするので、Face IDの初回設定時と同じように顔を動かしてさまざまなアングルを認識させればOK。設定完了後、あるいは「Face IDとパスコード」画面に「Add Glasses」というボタンが出現し、マスクとメガネを同時に着用するユーザー向けに、追加の設定ができることも明らかになっています。
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iOS 15.4ベータ1版のFace IDではユーザーが定期的に着用しているメガネを認識することが可能となっており、これによりマスクとメガネを同時に着用してもユーザーを正しく認識できるようになるようです。ただし、「マスク着用時のFace IDはサングラスをサポートしていません」と書かれており、マスクとサングラスを同時に着用してのFace IDの利用は不可能であることが明記されています。